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JR最南端シリーズ その1

[JR最南端シリーズ その1]
さて皆さん、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。
そして今は何をしていますか?私はずっと手を合わせて拝んでおります。

ただ私自身、今回のGWは休みの並びがあまり良くないこともあって、出掛ける予定がありませんでした。
とはいってもやはり休み。家にいると段々と外出意欲が湧いてきまして。

「…ちょっと出掛けるかなあ」

とことで

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ちょっと出掛けて来ました。

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乗換え2回でさくっと鹿児島中央駅に到着。いやー、近いもんですな!

着いた余韻もそこそこに、さらに南下すべく指宿枕崎線に乗換え。
なんか隣に良いのが止まってますが…今回の目的地はアレだと届かないのでスルーです。

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列車は順調に南下。線形が割と良いのか、結構スピードを出して走ります。
しかし保線はそれなりなので、時によっては跳ねる跳ねる…いや楽しかったですね!(病気

 

指宿も過ぎると乗客もかなり減りましたが、私はもう少し進みます。
そうです、今回の目的地はJR最南端のあの駅

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西大山駅でー…ってホームにめっちゃ人居るやないか!風情もへったくれもないなコレ!

 

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はい、あらためましてJR最南端の駅、西大山駅です。

ゆいレール開業までは日本最南端でしたが…というのは有名な話ですね。
今では現状に合わせて、頭にJRと言う文字が書き加えられています。

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ご覧の通りホーム南端の記念碑にもJRの文字が…え、見えない?
いや人多すぎでね。仕方ないね。

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それでも頭下げ下げ撮影した写真がこちら。取ってつけたようなJRの文字がお分かりいただけるかと思います。

 

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まあそんな事でこの日は場末の雰囲気など全く無く、大賑わいでした。
もっともご覧の通り、車で大挙して押し寄せているのが少し気に食わなかったのですが…列車の本数考えたらやむなしか。

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その駅前広場の向かいには地元名産を取り扱った売店がありました。花輪がある所を見るに最近オープンした様子?
元来この場所にある漬物工場が経営していると言う事で、立ち寄って食事をするのに良い感じです。

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またここでは到着証明書も発行してもらえます。1枚100円。
…こういう写真が撮れたら良かったんだけどね。

 

売店の見学もそこそこに周囲の散策へ

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やってきましたのは西大山踏切。
何を隠そうこの踏切、先ほどの西大山駅と違って、正真正銘日本最南端の称号を持っています。それはずばり

『日本最南端の踏切』

ええそうですね、ゆいレールに踏切が無いので、こちらは大手を振って名乗れるわけですね。

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その日本最南端の踏切から望む開聞岳。いやあ雄大ですな。さすが日本最南端ですな。

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日本最南端の踏切から枕崎へ向けて延びるレール。程よく草の生えた道床に風情を感じますね。
さすが日本(略

ちなみにホームのある反対側も取ったのですが

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…ちょっと人がね。仕方ないんだけどね。

しかしまあ比較的車でのアクセスが良いとは言え、ここまで人を集められると言うのは良い事ですな。

その一方、ここまで集客出来るなら鉄路でのアクセス数を増やせるような取り組みに期待したいところでありますが。
今回のような他客時における特急や快速の延長運転とかね。

 

さて、ホームにあれだけ人がいると言う事は、もうすぐ折り返しの列車が来ると言う事。
急いで駅に戻りますよ。

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ホームに戻ってしばらくしてやってきたのは、枕崎駅駅舎完成記念HMを付けたキハ40系。
実は今回、駅舎を見に枕崎まで行こうとしていたのですが、土壇場で一度も降りたことの無いこの西大山駅に変更したのです。

枕崎も私が初めて遠出したときに到達した場所なので、また行って見たくもあるのですが

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どうにもこの時の印象が強くて、今行っても素直に到達した喜びを味わえるのかなあ…という不安があったり。

 

さておき、今回の西大山駅。
GWという事を差し引いても予想以上に人が多かったのですが、おかげで売店もある為非常に立ち寄りやすい駅でした。

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なにより、関西からだと少しの乗換えでこの光景が拝めるわけでして。ぜひ皆様も

「ちょっと最南端行ってくる」

と言い残してこの駅を訪れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに朝出れば日帰りも十分可能、なはず。新幹線開業で随分と行きやすくなったものです。

 

[参考リンク]
JR最南端シリーズ その2

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