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JR最南端シリーズ その2

[JR最南端シリーズ その2]
手を合わせた効果は出ましたか?私は出ました、少しだけ。
だからそろそろお出かけする時間をください…

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さて前回の続きでございまして、JR最南端シリーズその2です。

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西大山駅周辺を散策後、枕崎駅駅舎完成記念HM付きのキハ40系で鹿児島中央駅方面へ。

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しかしそのまま戻るわけでもなく、2駅先の山川駅で途中下車しました。

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この山川駅は駅舎右手の記念碑にもあるとおり、「JR最南端の有人駅」として君臨しています。
JR最南端の西大山駅は無人駅であるため、こういった区分けが出来るわけですね。

ちなみにJR…というか日本最北端の稚内駅は有人駅ですので、こうした区分けはありません。

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JR最南端の有人改札の様子。開放感のある広々とした待合スペースが南国の駅舎っぽいですね。
奥にある窓口はみどりの窓口ではないものの、乗車券など予約を必要としない切符なら一通り発券できる様です。

ちなみにこの窓口では、前回紹介しました西大山駅の入場券なども発売しております。記念に是非どうぞ。

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駅舎から外に出て周囲を散策。この日は本当に良い天気で汗ばむほどの陽気でした。
その気になったら泳け…たかもしれない。

 

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その山川駅から次に乗る列車は、当駅始発の指宿行。

察しの良い方はお分かりでしょうがこの列車、わずか一駅のみの運行となっています。
いわゆる「チョン行」と呼ばれる運用ですね。

しかも困った事にこの列車、次の指宿駅で乗り継げる列車があの『指宿のたまて箱』なんです。

『指宿のたまて箱』は全車指定の観光特急。つまり指定席券がないと乗れません。
ですからその指定席券を持っていないと、この列車に乗っても意味がないということです。

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まあ私は券取ったんで躊躇無く乗りましたが。

西大山に向かう車中でJRおでかけネットからダメ元で検索かけたら、1枚だけ残っておりましてですね。
当然即行で押さえたという訳です。GWの時期にこれはラッキーでした。

 

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とことで指宿駅まで戻ってきました。『指宿のたまて箱』は満席の表示。いやあ残念ですね。
私が最後の一枚取りましたからね(ドヤ顔

指定席券を発券してから改札に入り、入線を待ちます。

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しばらくして鹿児島中央からやってきた『指宿のたまて箱』が入線。

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ドア上の装置からはおなじみの煙がもくもくと。
折角だから浴びたいような…だけど物語的に浴びたくないような?

この車両はそのまま折り返しで、鹿児島中央行き『指宿のたまて箱』になります。

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とことで早速乗車。ごらんのように、座席の種類が様々あります。
ともすれば最後に余っていた座席は一人で座るには少し辛い座席か…とも考えていましたが

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幸いにもそんな事はなく。

というか全体的に1つ1つの座席が区分されてますので、あまり心配する必要は無かった模様。
いや、西さんの『瀬戸内マリンビュー』とかで割と肩身の狭い思いとかしましたもんで…

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まあそんな事で1時間弱のくつろぎタイム開始です。
観光列車らしく車内は賑やか。車内販売で限定グッズを買う方、記念写真を撮る方。皆それぞれに楽しそうでした。

 

…実を言うと私自身、この列車に乗るのは2回目。1回目は運行開始当日に乗車したんですよね。

ですが皆さんご存知の通り、運行開始当日はあの大震災が起きた直後。
素直に楽しむべきか、はたまた本当に嬉々として乗っても良いものかと、神妙な気分で乗車しておりました。

 

そう考えますと、今回乗車した時の雰囲気は良かった、というか嬉しかったですね。
まだ全てが解決したわけでは無いのですが、こうして旅が出来る喜びをかみ締めたひと時でした。

 

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『指宿のたまて箱』の途中停車駅は喜入のみ。
そのせいもあってか、あっという間に鹿児島中央駅に戻ってきた感がありました。

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鹿児島中央駅でも容赦なく吐き出される煙。折角なので浴びておきました(笑)

そういえばこの『指宿のたまて箱』もJR最南端の区間を走る特急列車でしたね。
これで最南端シリーズも綺麗に締まりました(笑)

 

とことでJR最南端シリーズでした。

やはり「最も○○な場所」というフレーズにはロマンがありますね。
ただそうなると未だ行っていない「最も○○な場所」なんてのはたくさんありますが…また機会を狙って各所を訪れてみたいものです。

 

そんな訳ですんでとりあえず出掛ける時間をですね(まだ言う

 

[参考リンク]
JR最南端シリーズ その1
特急 指宿のたまて箱 | JR九州の列車たち

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