[帰ってきたこうのとり]
□381系が“こうのとり”運用を終える
約一年前、暫定的な運用に就いていた381系が運用を終えました。
この時は国鉄色をまとった最後の編成であった事もあり、にわかに沿線は賑わいました。
そして時は過ぎ、一年後のお話。
□福知山電車区の381系FE編成が営業運転を開始
当たり前のようにヤツは帰ってきました。
しかも今回は『くろしお』の運用から外れた381系を、あろう事か国鉄色に塗り替えての登場です。
こうなったからにはもう、する事は一つ。
とことで乗ってきましたよ。
乗ったのはこうのとり6号。4両編成で、気になる1号車は全室グリーン。
この前の改正でせっかく半室グリーンに統一されたと思ったのにねえ。
そのグリーン車車内。
今回投入された381系は『くろしお』運用時にアコモ改良されているため、古臭さはさほど無いように思えます。
変わってこちらは普通車。
…んー、先ほど古臭さは無いと言ってみたものの、こうして国鉄時代からの座席がズラッと並ぶとやはり古臭いか。
そして特筆すべきは一年前走っていた従来型と違って、シートピッチが広がっている事。
これによって
こうした憂き目に会う事が無くなりました。素晴らしいですね。
しかし一方で従来と座席位置が違うため、車内にある配管と干渉する部分もあり。
結果その座席は
ご覧のようになっております。
つまりこの後ろの窓側席に座りますとですね
足伸ばしたい放題!
これは287系にも真似出来ない、381系だけの特典ですよ!
まあ冗談はさておきまして、シートピッチが広くなっている事もあって窮屈感は無くなりました。
その他の点としては、ご覧のようにヘッドカバーがビックXネットワーク仕様に。
あと振り子機能は地上設備が対応していないため、切られています。
…いや、入ってたらそれはそれで乗り心地がロックな事になってるとは思いますが。
とことで…そういえば381系投入は福知山線電化当時からの悲願でした。
もう時は過ぎすぎて381系自体が希少な存在になりつつありますが…これから末永くお世話になり…なるのかこれ?
ちなみに『くろしお』の現状はと言いますと
□381系B編成,定期“くろしお”での運転を終える
□“くろしお”用287系3連2本が出場
はい、要するに全車新車に置き換わっております。287系の増備は後発だったのにね!