[弥彦から来ました〜弥彦駅周辺散策〜]
コミケが近づいて来た8月初旬、私も2日目から参戦すべく上京を計画しました。
しかし一週間前に発券しようとしたのが仇となり、肝心のサンライズがまさかの満席。そこで
「きたぐには空いてますか?」
結果、8月10日の夜は『きたぐに』のお世話になる事と相成りました。
残念ながら臨時化してしまいましたが、今回はそれが功を奏しました。
と言うのも臨時化に合わせて新潟到着時間が早まった為、長岡で新幹線に乗り換えると東京へ8時台に着くのです。
さてさて、長岡に到着。ここで新幹線に乗り換えですよ!
新幹線に…
あ、はい。
いや、ここまで来たら普段行かない所に行きたくなるでしょう?
とことで気付いたら弥彦に居ました。
前置きが長くなりましたが、今回は弥彦駅周辺散策のお話ですよ。
弥彦駅周辺地図。
地方の観光地では駅から実際の観光名所までの距離が非常に遠い…
なんて事も多いのですが、ここ弥彦は至近距離に弥彦温泉街、そして弥彦神社があります。
それが証拠に駅前にも立派なホテルが!
まあ閉まってるんですけど。
街のイメージにも関わりますし何らかの措置を講じるべきだとは思うのですが、なまじ大きな建物だし難しいんだろうなあ。
気を取り直して、弥彦駅駅舎の全景を。
弥彦神社の最寄り駅ということもあって、駅舎も神社風の建物になっています。
構内も屋根の作り等にこだわりが見られて良いですね。
それでは実際に神社へ向かいましょう。
駅前こそ少し寂れた印象がありますが、少し行けば温泉街に入ります。
温泉饅頭の湯気も立ち込めており、観光シーズンと言う時期も相まってそれなりの賑わいを見せていました。
駅から徒歩15分ほどで弥彦神社に到着します。境内は広く樹木に囲まれ、まさに荘厳の一言。
そして拝殿へ。その奥に見える山には御神廟があるとの事ですが、これはさすがに時間がありませんでした。
とは言えそそくさと参拝を済まして帰るのも味気ないので、境内をもう少し散策してみましょう。
拝殿へ向かう道から少し逸れると、摂社・末社がずらっと書かれた看板が。
この看板の先には
何この素敵空間。
一同に会したお社群。RPGなら間違いなくここから各大陸へ旅立てそうです。
お社以外には特に見るところが無いこの一角なのですが、この光景に一人興奮して延々と写真を撮っておりました。
あぁ~。素敵ですね。
さて名残惜しい所ですが、徐々に列車の時間が近づいてきましたので駅に戻ります。
しかしやはり名残惜しいので、神社から駅へ帰る途中にある弥彦公園に寄り道。
すると…
何この素敵トンネル。
昔ながらの雰囲気を色濃く残した、レンガ造りのトンネル。
大正時代、公園を整備する際に造られたそうで、現在は登録有形文化財に指定されています。
当然、嬉々として潜り抜けます。
先ほどのお社群もそうですが、こういう建造物もRPGっぽくて心くすぐられますよね!
…なんて事を言っているうちにいよいよ列車の発車時刻も近づいてまいりましたので、少し急ぎ足で駅に帰還。
いやはや、初めの方でも言いましたが駅近くに観光スポットがあるのは嬉しいですね。
しかしもう少し時間を取れば、もっと面白いスポットが見つけられたかも?
と事で、まだまだ気になる弥彦駅周辺の散策でした。
…で、気になると言えばこの115系、終端部の写真撮影時に気付いたのですが非ユニットサッシ車なんですよ。
と言う事はかなりの初期車なはずなのですが、これが明るめの塗色のおかげかそこまで古い印象がないんですよねえ。
全く、塗色一つで随分変わるものですね!(北近畿方面を見ながら
ちなみに弥彦出発後は燕三条で新幹線に乗換え、そして無事に逆三角のふもとにたどり着きました。
ええ、時刻は14:30でしたけどね。
それでもこの切符を見せつつ
「弥彦から来ました」
と言えば大体の人が呆れた様な顔をして下さったので私は満足です。