[全国鉄道むすめ巡り(終) のと鉄道編(前編)]
なんだかよく分からないけど気づいたら月末でした。いやー、参った。
さすが上半期末様は毎年苦しませてくれるで…
とか言ってる場合じゃなくてですね!
これまで回ってきた全国鉄道むすめ巡りもこの9月末で終わりなんですよ。
残ったスタンプは1つ、猶予はこの9月最終の土日のみ。
…結論。
はい、3日前から周到に準備しておりました。
この北陸おでかけパス、値段設定等はさておき3日前までに発券と言うのが少々辛い所。
おかげであまり使う機会も無かったのですが、今回は思い切って用立ててみました。
とにかく買ってしまえばこっちのもの、フリー切符の力を使って一気にズバーンと…
高岡までやってまいり…あれ、なんか間違ってますかね?
まあ事の顛末は後々分かりますので、とりあえず高岡の駅周辺を見て回りましょう。
「ようこそ高岡へ!」
駅構内で目立ったのはこの垂幕。
調べてみれば「TR@P」という企画の一環だそうで。
こうした企画も最近は特に増えましたね。今回も正直なところ不意打ちを受けたような格好でした。
しかしこれ、普通に子供(変身前)のキャラでやれば良かったような…
変身後のキャラデザは少し一般の人には受けにくい様な気もしたりするのですよ。
まあそんな専門外の事はさておき、変わって今度は駅舎の外へ。
しかし残念ながら現在高岡駅周辺は駅舎含めて絶賛工事中。
昔からの面影を感じるところも無く、かといって新しい姿が見えてきたともあまりいえない少し残念な状況でした。
すみませんやっぱり前言撤回で。
なんだか分かりませんけどこれだけで地上駅時代の思い出とか全部よみがえりそうですよ!
いや私あまり地上駅時代の事知りませんけど!
うっかりこんな加工を施した上で『昭和50年撮影』とか書いても信じられそうな雰囲気。
とは言え現在はほとんどのテナントが移動しているようで、近いうちに再開発の波に飲み込まれるのでしょうね。
先ほどの建物から少し歩くと、もう一つ昔ながらのものが。
高岡から越ノ潟へ向かう万葉線の乗り場ですね。
最近では貴重になりつつある石畳の軌道、これも再開発の中でどうなるでしょうか。
しばし撮影していると、アイトラムさんがやってきました。
折角ですので乗車してみることに。思えば北陸地区で活躍するいわゆる『○○トラム』に乗るのは今回が初めて。
明るく綺麗で、まさしく路面電車の未来を担うに相応しい車両でございました。
万葉線を最後まで乗りとおすと約50分程度。
折角ですので最後まで乗りたかったのですが、時間の都合で途中の米島口で折り返し。
帰りに乗った列車は従来型の電車でした。吊り掛け駆動でいかにも路面電車といった面持ち。これはこれで良いんですよね。
双方の乗り比べも出来て満足。今度は最後まで乗りとおしてみたい所です。
そんなこんなで高岡駅へと戻ってきました。時間的にもそろそろ本題に入りたいところですね。
それでは、氷見線に乗って今回の目的地、穴水へと向かいましょう!
氷見線は高岡から氷見を30分足らずで結ぶ小さなローカル線。
例によって運行本数は1時間に1本程度しかありませんが、途中の能町駅までは貨物列車の運行もあります。
その能町駅、時間は前後しますが万葉線を折り返す際に寄り道しています。
以前は使われていたであろう窓口に、整理されて妙にスペースが増えた構内。
周囲の賑わいとは隔離されて縮小の一途をたどる、うら寂しい雰囲気が印象に残った駅でした。
高岡から能町、そして能町を発車した列車は途中風光明媚な雨晴海岸を通り…
予定通り氷見駅に到着。これで念願だった氷見線完乗も果たしました。
まあ困ったのはここから穴水方面へ向かう鉄路が無いことなんですけどねハハハハ!
(しつこいようですが事の顛末は後々分かります)