あと一週間くらいしたら突然舞鶴に行きたくなる人が増えると思うので、今日は私からご提案です。
舞鶴まで来られたのであれば、少し足を延ばして宮津市の由良まで行ってみてはいかがでしょうか。

道中には個性的なドライブインもありますし、由良神社には献木についての案内板が新たに設置されました。
再訪であっても新たな発見があること間違いなしです。
とはいえ、確かに舞鶴からだと案外時間がかかるのも事実ですね。東舞鶴方面からだと特に。
そんな滞在時間と移動時間との兼ね合いでお困りの貴方へは追加のご提案をしましょう。
今回は特別に、舞鶴市内から由良の街が一望できるスポットをお教えします。
出典:国土地理院Webサイト
それではこの地図を使ってご案内していきますね。
今回はこの地図を使い倒していくのでよろしくどうぞ。
それでは出発しましょう。分かりやすく『道の駅とれとれセンター』からスタートしていきます。

国道175号を福知山・宮津方面に走ると、途中京都府道601号へ分岐する交差点が見えます。ここを右折。
府道側の行先に何も書いてない様に見えますがまれに良くある事なので気にしないようにしましょう。
京都府道601号はこちら側から入ると基本的に舞鶴湾を右手に見ながら走る事になります。
この日は若干高潮気味だったこともあって海面が本当に近く、「このためにカブで来たんだよな!」という気分です。
海岸線を満喫できる気持ちの良い道がずっと続きます。もうこのまま走って砲台跡はまたの機会にしま

とはならないのでご安心ください。途中で見事に道がブツッと切れてますよ。
まあこの道の事情はある程度知ったうえで入りましたけど、こんなにブツ切りになっているとは思わなかったね。
出典:国土地理院Webサイト(一部加工)
という事で現状です。黒矢印の通り府道を走ってきたわけですが、緑の点で行き止まりです。
なんかこの地図だと「この先も一応道ありますよ?」みたいな書き方になってるけど、あれでどこにあるのか教えてほしい。
さておき本題に戻って砲台へ向かいましょう。
何を隠そう行き止まりの少し手前に分岐(赤矢印部分)があります。ここを入れば難なく砲台跡まで着くという事ですね。
それではあらためて分岐地点まで戻ってきました。
◎山頂まで4900m ○標高483m ▲ここは標高6m
4.9kmの道のりで一気に480mほど登るとなると、大体どんな感じか想像が付きます。
歩きは普通に大変そうだし、急勾配の山道だとしたら車もどこまでいけるか不安があります。最悪立ち往生の危険も。
だから今回カブなんですよね。決して海岸線をただ気持ちよく走りたかったからではない。ないよ?
それでは入っていきましょう。いきなり右手に何か見えますがとりあえず無視しますね。
入ってしばらくはこんな感じ。というか結論で言えば終始こんな道です。
車でも行けなくはないけど、離合場所が少なくて気を使うでしょう。あと基本的にガードレールがないのでよそ見は厳禁。
倒木かと思ってちょっとビックリした所。カブなので難なくパス。

落石注意の看板があるあたりの路面が一番荒れてましたかね。ここも車だとあまり通りたくない感じ。

ヘアピン部分で広い空間に出たりして、ここで道が分岐してそうな雰囲気もありますが基本的に一本道です。
明確な分かれ道は、結構進んで空が開けてくるタイミングでやってきます。
出典:国土地理院Webサイト(一部加工)
赤線の通り進んで緑のポイントまで来ました。
ここで分かれ道がありますが、左側はチェーンで封鎖されています。
ただ道は明らかに左の方がキレイです。こちらに行けば自衛隊の施設に着くらしいので、なるほどといった所。
とはいえ行けないものは行けないので、ここはおとなしく右へ進みます。先ほどの地図で言えば上方向になりますね。 
そして地図をご覧の通り、4.9kmの道のりも最終盤。ほどなくして広い空間が現れ、右手には何やら構造物が見えてきました。
出典:国土地理院Webサイト(一部加工)
はい、槇山砲台跡に無事到着です。お疲れ様でした。
いやー……やっぱり車だときつかったでしょうね。カブで正解だった。
この道もともとは軍道として整備されたらしいのですが、明治時代準拠の道なので致し方なしといった所でしょうか。
槇山砲台:
日露戦争前に作られ、一度は廃止されるものの太平洋戦争の際に改修のうえ再活用されます。
そのまま昭和20年まで利用されて終戦。戦後は周辺に電波塔が多数設置され、その際に一部設備は撤去されています。
との事(受け売り)。現在は日本遺産(鎮守府)の構成文化財として登録され、維持管理がされています。

構造物の様子は大体こんな感じ。砲台跡とかをよく見に行く方なら一般的に見かけるような構造だと思います。
本当はこの道を進んだ先にある建物も順番に見て行きたかったんですけど、通行止で入れませんでした。
進入口の通行止予告ってここのことだったんだな……
仕方がないので砲台跡の脇を通って裏手の様子をみてみましょう。
……え?
いや景色が良すぎるんですが!?
どうやらこの砲台跡の裏手がパラグライダーのフライト場として整備されているそうで。
そのため前方はひらけており、下の芝生も刈りこまれていて実に爽やかな空間が広がっていました。
あまりの気持ちよさに思わず横になってみたりするやつ。苦労してここまで来たかいがあったというものです。
そしてこの地点から左奥の方に目をやると
由良の街が一望できるんです!
槇山砲台跡は舞鶴市ですから、冒頭で申し上げた通り市内から由良の街が見えるスポットがここなんです。
とれとれセンターから1時間くらいかかりますけど、そこに目をつぶれば我ながら完璧な提案ではないでしょうか?
ちなみに砲台跡の方へ振り返った光景はこんな感じ。
この辺りは電波塔が林立してるので、電波塔マニアの人にもお勧めだとかなんとか。
道中(ツーリング)、砲台跡、絶景、電波塔。何かが琴線に触れること請け合いの場所です。
ただ立地的に春は花粉、夏は暑さ、秋は熊と虫、冬は雪かと思われます。その時期に合わせた対策が必須なのでご注意を。