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どうしても寝ているうちに北海道から本州へ移動したかったのでシルバーフェリーを使った時のお話

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とまチョップ。可愛いですよね。

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ただここは苫小牧じゃなくてノーザンホースパークって所なんですけどね。

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というのも先日はノーザンホースパークマラソン(トレイルの部)に参加してきまして。
今回は当然この話から書き始めれば良いようなものですが、ちょっと色々ありまして後回しにしようと思います。

具体的には新馬戦始まった後くらい(予定)。
そんなことあるんや……と言う出来事ににビックリだよ。

そんな訳で今回はこのマラソンが終わり、北海道より帰る所から話をしていきます。
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行きは飛行機だったので帰りも飛行機……

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……に、なる訳もなく。

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とまチョップ。可愛いですよね。

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安心してください、ここは苫小牧です。まだ大丈夫です。

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ここからバス・車で10分、徒歩なら1時間の所にフェリーターミナルがありまして。
まずはそこへ向かいます。

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バスに乗ってフェリーターミナルに到着。

いやなんで徒歩の時間確認したかって言うと、夜はもうバス来ないのではと言う心配をしていたんですよね。
結論から言えば、フェリーの出港時間に合わせて札幌発、苫小牧駅経由のバスがちゃんとありました。

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苫小牧西港フェリーターミナル。エントランスでは『さんふらわあ』が出迎えてくれます。
関西人からすると、ここでさんふらわあの文字を見るのは出先で知り合いに出会ったような気分になります。

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もっとも今回は時間が合わず、お預け。今回乗船するのは

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シルバーフェリー、23:59発のシルバーティアラ・八戸行きです。

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出港は23:59ですが、乗船は23:00から出来ます。早めに乗り込めるのは嬉しい。
なお待合室には売店があるのでお土産も買えます。よいとまけやよいとまけに、あとよいとまけとか。

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乗船開始と同時に乗船手続きへ。シルバーフェリーのロゴとフォントが今風になっていてオシャレ。

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船内入ってすぐのエントランスもオシャレ。掲示物も含めて色が統一されていて良いですね。
上に見える『ゆ』の文字はご愛敬という事で。分かりやすさも大事。

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船内各部屋の案内図。基本的にフェリーでよく見かけるタイプの部屋で構成されていますが、バリエーションが豊富です。
また6階前方には、寝台列車で言う所のノビノビ座席の様なシートが用意されています。

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エントランスも含めたフリースペースには結構多くのイスとテーブルが用意されています。
この船は日中運用もあるので、外の景色を見ながら過ごせるようにする為のレイアウトでしょうか。

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船内に食堂はありませんが、代わりに自販機コーナーで冷食のお弁当等が販売されています。

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ラインナップは豊富かつ豪華。
地味に5階と6階の自販機で内容が異なっているので、購入の際は慌てずじっくり見て回りましょう。

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ちなみに飲料自販機は東北仕様でした。ハスカップいろはすも置いてよ。

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はちとまネットワーク。

ひろはこ」があるなら「はちとま」もあるんです。こっちはとまチョップミクで勝負だ!!

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そうだねミク要素無くても戦えるね。色々あって最近すっかり有名になったもんね。

さておき。エントランスホールにはWifiの案内もあったので設定してみたのですが、ホールを離れるとすぐ切れてました。
Wifiはほぼホール内限定と考えた方がよさそう?

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そんな感じで船内探索しているうち、出港の時間となりました。
ここらでさすがに一度自分の部屋へ入りましょうかね。

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今回利用した部屋は1等和室です。1等だけあって流石に広い。
トイレはありませんが、洗面台を始めとしてビジネスホテル並の設備とアメニティが用意してありました。

ルームキーはQRコード式。乗船券発券と同時に出力されます。

QRコード式なので、この出力された紙を“上手い具合に”スマホのカメラで撮影しておくと吉。
そのままスマホをルームキー代わりにするという小技ができます。……自己責任でね?

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部屋に入って落ち着いたのでご飯の時間。
よいとまけやら自販機やらの話をしていた癖に、結局乗船前にセコマで買った食料で晩酌です。

で、この晩酌をしながら優雅な時間を過ごそうかなと思っていた訳ですが

「あっ……この船、揺れるッ!」

そらそうよって話なんですけど、苫小牧~八戸航路って普通に外海へ出るんですよね。
基本、瀬戸内海を行くフェリーに乗る事がほとんどな私にとっては、久し振りの体験でした。

おまけに低気圧の通過で海も荒れ気味と来た。

これはこの調子で起きていたら良くない事が起こると確信したので、ささっと食事を済ませてすぐに布団の用意。
そそくさと就寝体制になったのでした。

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と、いう事で朝です。酔う事もなく無事に迎えました。

それなりに揺れてはいましたが、一睡もできないようなレベルでは無かったので良しとしましょう。
まあ夜中3時ごろにトイレへ行った同行者は「揺れに揺れて大変だった」との事でしたが……

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夜はすぐに寝てしまったので、このタイミングで朝風呂としゃれこみます。
眺望も朝の方が良いしね。

IMG_7713※参考写真
oh…

いや衣類置き場を100円リターン式ロッカーにしなくても……
貴重品ロッカーがあるなら、こんなとこ網かごでもいいような所ですよ?

当然100円玉等持っていなかったので、おめおめと部屋へ取りに帰る。
何か事情があるのかもしれませんけど、正直使い勝手が悪すぎるのでここは個人的に見直して欲しいポイントでした。

お風呂の設備自体は良かったですし、浴室からの眺望もいい感じでした。
段々と陸地が見えてきて、船が港内に入っていく様子がよく分かりましたね。

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……え?いやもう着くの?

なんか早くない?と思っていたら見事その通りで、堂々の10分早着でした。

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10分早く着いたので下船はゆっくりで結構です……という事もなく。
むしろ急かし気味で下船の案内をされました。

そこまで急く必要あるんかな?と思いましたけど、この船13:00には苫小牧へ戻るんですよね。
そう考えると時間はかなりタイトかもしれません。

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以上、シルバーティアラの船旅でした。

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隣にはこの後8:45に出港するシルバープリンセスの姿が。

シルバーフェリーは今4隻体制なのですが、便数も同じく4便なんですよね。
ですから今いるこの4隻が、せわしなく苫小牧~八戸を行ったり来たりしていることになります。

言い換えればそれだけの需要があると言えるので何よりですね。

移動手段として考えると、特に4便目の発着時間が割と使いやすい時間帯だと思います。

今回乗船を決めた時は

「この航路使うとか、これが多分最初で最後やろなあ」

と言う気持ちでいましたけど、この先何かの機会で使う可能性があるかもしれないと思えてきました。
やっぱり寝ながら移動できるのは正義ですよ。

八戸から乗船すれば到着地点が苫小牧になるので、それこそ馬産地巡りなんかに重宝しそう。

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反対に八戸着の便は、フェリーの到着を待って盛岡行の高速バスと八戸市街行きの路線バスが来てくれます。
朝から一気に盛岡まで移動する事も出来るし、八戸の市場を見て回る事も可。大変お便利です。

こんな感じで、上手く使えば中々使い勝手が良いシルバーフェリー苫小牧~八戸航路。
皆さんも北海道旅行の際にはこの移動手段も是非、ご一考ください。

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ちなみに今回は八戸市街行のバスに乗って八戸観光としゃれこみました。
プラスワンの観光としては大変満足のいくものでご満悦です。

ウニ、美味かったな……

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