[見所あるのか徳島市!]
6月2日、紀伊水道からお早うございます。
この日は朝から南海フェリーに乗りまして、四国徳島に向かいました。
なお、船内のポップが変更されていた事をこの場でご報告申し上げます。
さておき、今回の目的は
和歌山→徳島(泊)→高松→三宮
と言うルートでのうどんツアー…だったのですが、私は悲しいかな3日が出勤に。
仕方ないので初日の徳島観光だけ同行しました。
いやそれなら初日に高松行けば…というご意見もありましょうが、それに関しては
当日17:30頃から徳島市立文化センターで光る棒を振り回していた、同行者の方々にお伝え下さい。
船で揺られる事2時間半、港からは送迎バスを乗り継げば、徳島駅に到着します。
県庁所在地では珍しい完全非電化の駅ですが、駅舎は県庁所在地に相応しい、かなり立派なものです。
そしてまずは例の時間までの暇つぶし。この時点でちょっと困ってたのが
「徳島駅周辺に目ぼしい観光地が見当たらない事」
北部の鳴門市なら渦潮関連の観光が出来ますし、ここ自体も阿波踊りの時期は大いに盛り上がります。
しかしオフシーズンのこの時期、フェリーでもらったマップでもこれと言った場所がなく…さてどうしたものか。
とりあえずやってきたのは「旧徳島城表御殿庭園」
駅からも近く、入園料50円と言う安さが決め手でした(笑)
庭園に入れば、どこからとも無く鳥の声が。どうやら我々を歓迎してくれて
って多いわ!多いってかもはや恐怖を感じるレベルに多いわ!!
気を取り直しまして、庭園を散策。
庭園自体は結構広く、主に枯山水の要素が取り入れられた趣深い場所でありました。
また一角には、昔の遺構を見る事が出来…
oh…
見なかった事にしましょう…
庭園を出た後は、近くにある徳島運転所を一望できるスポットへ。
何かと厳しくなった昨今、「ここから撮影して下さい!」と言わんばかりの場所は貴重なものです。
よく見れば橋自体も廃レールで組まれておりポイント高し。
そしてそのまま徳島駅方面へと歩けば反対側の様子も伺えます。
てか、さすがに構内との境に柵が一切ないというのは実に開放的というか、凄いですねえ…
で、実はその向かいにこんなものがあったり。
静態保存機、68692号。
8600形の保存車は比較的多いと言う事ですが、形式入りのナンバープレートが装備されているのは珍しいそうです。
ちなみにここには駅舎および駅ホームと駅名標、
そしてなんとネコ駅長も配備されております。
実際人懐こかったので、運が良ければ会えるかもしれませんよ?
その後もぶらぶらしたりしてましたが、そうこうするうちに例の時間が近づいてまいりまして。
今回同行していた方々のうち半数は、色とりどりのサイリウムを持って市立文化センターへと消えていきました…
でまあ消えていく班があれば、居残っている班もあるわけで。
聞くところによれば3時間は戻ってこないとの事でしたので、少し徳島駅から離れる事にしました。
その距離、約1km弱。
眉山ロープウェイに乗りに来ましたよ。
このロープウェイは駅前大通りの突当りにある阿波踊り会館と、眉山山頂を結びます。
駅前の様子を見る限り本当にロープウェイなんてあるのかと思いましたが、ちゃんと存在していました。
この街も山が間近に迫っているのですね。
こちらがロープウェイのチケット。
我々がやってきた時間はナイター時間だったようで、往復で600円でした。
ロープウェイは2両編成…とでも言えばいいのでしょうか、2つのゴンドラが連動して走る変則タイプ。
いやまあ実際ロープウェイにそこまで詳しくないので、これが変則なのかはハッキリしませんが。
阿波踊り会館を発車したロープウェイは、山頂目指してどんどん上へ。
所詮街中にあるロープウェイだし…と思ってましたが、かなり上っていきます。
山頂に到着。ここから徳島の街が一望できるようになってます。
こうして見ると大きな街です。そして何より吉野川の存在感が凄い!
ここで皆さん気になると思うのは、展望台にある光る塔だと思うのですが、これは凄いですよ
その名も眉華鏡(まゆげきょう)。
間違えなく眉山と万華鏡を足して2で割ったネーミングなのですが、うん、なんだろこの気持ち。
そしてこの塔の内容も素晴らしくてですね、何と真下から覗き込むとLED光による万華鏡が楽しめるんですよ!
眉山からの眺望とか一切関係ないんですよ!
…とは言うものの、こうして外観を見る分には徳島の夜景と相まってなかなかに幻想的。この機能だけでよかったんじゃないかな!
そして街の夜景はこちらとなります。うん、程よく明るくて綺麗ですね。
残念ながらサイリウムの光は見えませんでしたが。
では夜景も堪能したところで、街へ戻りましょう…
と言う所で今更なのですが、街中ではこういうポスターを頻繁に見かけました。
ほかにも何種類かあるみたいなので、街を散策される際にはまた探してみて下さい。
そしてその関係で一番メインとなるのが、ufotablecafeもある新町商店街。
残念ながら今回は時間も遅くひっそりとしてましたが、また日を変えて…それこそマチアソビ開催の時に訪れたいですね。
…って、なんだかんだ言いつつも結局一日じゃ回りきれなかったと言う事になりましたよ?
いやはや、くまなく歩けば見所はたくさんあると言う事に私、気がつきました。バル美も気づいたね。
楽しい時間はあっという間に過ぎまして、高松へ向かう列車の時間も近づいてまいりました。
ちょうどこの時にサイリウムぶん回し班とも再合流。
興奮冷めやらぬ皆様を傍目に後ろ髪を引かれる思いでしたが、やむなく今日最終の『うずしお』に乗車。
阿波踊りの練習で活気付く、徳島の街を後にしました。
とことで、徳島市内探訪レポートでした。
先も言ったとおり、今度はマチアソビ開催時に訪れてみたいものです。