[日記・雑記]
容赦なく襲い掛かる年度末、皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近、私の口癖が
「早く鬱病の診断書もらわなきゃ…」
になりました。お察し下さい。
さて年度末と言えば鉄道業界でもJR、私鉄問わず変化が訪れる時期であります。
大きい話題で言えば東急東横線渋谷駅の地下化でしょうか。
とは言えさすがに関東は遠い…ええ遠いので、今日は
関西地区で今春引退する車両の乗り収めに行ってきました。
まずは183系の『こうのとり1号』に乗って一路城崎温泉へ。
この貫通扉まで残された端正な顔立ち。やっぱりかっこ良いですな。
しかしこの辺りはご愛嬌とことで。まあ今さら直さないわな…
(なお車掌さんが懸命に手で巻いて、正規の表記に戻りました)
してその城崎温泉までやって来たは良いのですが、天候はあいにくの雨。
観光もそこそこに、一の湯だけ入ってきました。
で、城崎温泉からキハ47で2駅戻り豊岡へ。
豊岡駅からは
先日紹介した『タンゴエクスプローラー』に乗車です。
今日初めて知ったんですけど、この車両こんな表記も出来たんですね。
それより気になったのは車体の傷み。
まさに限界が近いと言わんばかりの状態は少しショックでした。
しかも乗り込んだら乗り込んだで天井の窓から雨漏りが…
これもまあ引退が近いし今さら…ってさすがに直してあげて欲しいかな。満身創痍過ぎて悲しい。
その『タンゴエクスプローラー』とは天橋立駅でお別れ。ここからは隣に見える車両…
そう、再び183系ですね。今度は『きのさき』として乗車しました。
途中の福知山駅では381系使用の『こうのとり』と接続。新旧車両の競演に感動です。
何が感動ってどっちが新しくてどっちが古いか全然区別付かなうわなにをするやめ…っ!
…はい、京都に到着です。
ここまでの道中でもそれなりに撮り収めをしようとする方々は居ましたが、さすがにここは一際多かったですね。
で、その京都からまっすぐ帰れば良かったのですが。
なんか出町柳のほうに超絶可愛い眼鏡っ娘が出没するとか言う話を聞きつけて、こんなとこに来てしまいました。
まあ結論を言いますと居なかったですね…はぁ朝霧さん…
…いや落ち込んでいても仕方ないのでね…とりあえず京阪の出町柳駅に向かいましょう。
とか言う茶番劇を演じつつですね。
次に乗ったのはこの車両。
そうです、それこそ今日で定期運転を終える、京阪旧3000系です。
乗り込んだのはもちろんテレビカー。車内でテレビが見られるという贅沢なひと時。
実際不思議なもんで、テレビがあると結構見入ってしまうもんなんですよね。
しかしそれも今日でおしまい。
地下区間に入ってテレビが消え、しばらくすると終点の淀屋橋に到着。
来週からは臨時としての運用が残りますが、ダブルデッカー車は編成から外されます。
そのダブルデッカー車を最後に撮影して、旧3000系とはお別れとなりました。
淀屋橋からは地下鉄で新大阪へ。ええ最後まで悪あがきですよ私は。
狙うは『こうのとり25号』、指定席も取って準備は万端。
さあやって来ました!
ってなんか違う!誰やお前!
あはい、帰路に使った『こうのとり25号』は、見事新型の381系運用でありました。
まあ…なんだ。これからよろしく頼むよ。
頼むよホント…
とことで183系の乗り収めは、先ほどの『きのさき』となりましたね。
いつもと同じ調子で乗っていたので、降りるときも特に感傷に浸ることなくスイっと降りてしまいましたが…
ま、なんだかんだでそんなものかもしれません。
ただその当たり前が過去張入りする事を改めて認識させられてしまうと…心のどこかがソワソワとしますね。
そう考えると今日こうしてそれぞれの車両と最後の旅をするように行程を組んだのは大正解だったなあ…
なんて事を、しみじみ思うのでありました。