[復旧ありがとう、一位おめでとう!]
シルバーウィークの3連休、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
え、5連休だった?いやいやそんなまさか…
まあそんな訳でこの3連休、出掛けないわけにはいかないって事でかれこれ数ヶ月前から予定を組んでおりました。
目的は個室付きの列車に乗ること。
とことで選ばれたのはスペーシアでした。そして行き先は鬼怒川温泉。
そう、この予定を数ヶ月前に立てたんです。
まさか一週間前にこんな事になるとは思いもよらなかったよね…本当に参ったよね。
これはさすがにアカンか、と半ば諦め気味に過ごした一週間。
そして旅行当日、当初の出発予定地点、JR新宿駅で待っていたのは
!
見事に復旧し、堂々の「鬼怒川温泉」表示で出発を待つ『スペーシア』だ!
とことで早速乗り込み。開けるものも開けて、スペーシアの個室で鬼怒川温泉に向かいましたよ。
スペーシアの車内。リニューアルされたとは言え、車内にはどことなく一昔前の雰囲気があります。
特に通路なんかは寝台車のそれを思い起こさせますね。
デッキには1991年ブルーリボン賞受賞のプレートが。
と言う事は24年前か…そらもう一昔どころか二昔になるわな。
JRの新宿駅を出発した『スペーシア』は、そのまま栗橋駅までJR線を走ります。
そして栗橋駅で運転停車。ここで乗務員がJRから東武に代わり、連絡線を通って東武線に入ります。
ここでいつぞやに撮影しておいた資料写真が役に立つってもんです。
栗橋駅の短いホームで乗務員交代を行い、そして左写真中央の渡り線を使って右のJR線から左の東武線に入る訳ですね。
とことでここからは東武日光線、今回の豪雨被害でかなりの被害を受けた路線に入ります。
そこで目の当たりにしたのは、沿線のいたる所にある重機、そしておびただしい量の土のう。
被害状況のアナウンスでは主たる所が報告されていましたが、そこ以外にも小規模ながら崩落や流出があったようで。
これを見事シルバーウィーク突入までに復旧させた東武鉄道に、公共交通機関としての意地を見ました。
正直、連休までに復旧しないと収益面での損失がさらに広がる事も考えられたので、何とか復旧させるかなとも思っていましたけど…
実際通ってみたら思った以上に被害箇所も多くて、「良く復旧できたな…」と言うのが率直な感想でした。
その東武日光線とは下今市でお別れ。ここから東武鬼怒川線に入りまして
見事、終点の鬼怒川温泉に到着!なんと遅れもほとんどなく、快適な旅路でした。
で、早速目に付くのがこれだよね。
つか、なんかいっぱい居るよね。
てっきり近隣他社とのコラボかと見てみたら、全部東武さんの自前むすめなんよね。いつの間にここまで増えた…
サインをメインに撮りたかっただけで特に深い意味は無い写真。
みやびさんだけ、担当声優さんのサインが入っていました。
鬼怒川温泉駅としても推しキャラはみやびさんの様で。まあ苗字が鬼怒川ですし当然ですか。
当然スタンプも鬼怒川さん(ドサクサに紛れてスタンプを集めていくスタイル
駅外にある自販機にもみやびさん仕様が採用されていました。
さて気になるのは駅周辺や温泉街の様子ですが…
川の増水がいまだ引かず、その影響で鬼怒川ライン下りは欠航となっていました。
その他一部斜面が崩れたり等の被害はあったようですが、温泉街は一部建屋が崩壊した旅館を除いては概ね通常通り。
先の報道等で人手ももっとまばらかなと思いましたが、そこまででもなかった様子でした。
やはり路線の復旧した事が大きかったのかもしれませんね。
しかしバブル崩壊から東日本大震災と、その時々の影響を受けており決して栄えているともいえない状況であることも確か。
今回の豪雨でさらに落ち込まないよう、ここは一つ、鬼怒川みやびさんの魅力をさらに生かして…!
鉄道むすめファンの皆さまに心より感謝いたします。m(T▽T)m 10周年記念キャラクター投票鬼怒川みやび第1位獲得!\(^O^)/みぶなつき氏デザインによる1/7スケールフィギュア販売決定!!w(^▽^)w pic.twitter.com/g03fDRR7uk
— プロジェクトみやび (@kinugawa38b) 2015, 9月 27
とか言ってたらこの前から行われていたキャラ投票で見事一位を獲得してましたよみやびさん!
現時点でも鬼怒川サイダーのラベルに使われていたりと、鉄道むすめの中でもとりわけ表に出てくる機会は多いように思いますが
今回さらに嬉しい話題が一つ出来た事ですし、これを機会に温泉街のアイドルとしてさらに推していくのもアリじゃないかな?
とことで『スペーシア』で行く、復旧直後の東武日光・鬼怒川線の旅でした。
なおたどり着いた旅館ではひたすら飲んでいた模様。
いやでもこんなにのんびり出来たのも線路が復旧してこされの話ですよ…
まだ宇都宮線の復旧作業が残っているとは思いますが、ひとまずは本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。
[参考リンク]
□東武鉄道ポータルサイト
□プロジェクトみやび【鬼怒川みやび公式WEBサイト】