[大湊マリンフェスタの話]
舞鶴お疲れ様でしたとか言っているうちに夏コミが近づいてきましたね。
私の方は舞鶴に引き続いてこの方々の付き人をしているはずです。
大丈夫、製本は終わった!
で、告知ばかりしてるうちにマリンフェスタの話がすっかりご無沙汰になってしまいました。
もう2か月も前の話になってしまいましたが、終わらせないのもキリが悪いので行きましょう。
マリンフェスタ
in
大湊!
…そうだね前回から日が飛んだけど場所も大きく飛んだよね。
ここに来たのは割と偶然。前々から予定していた浅虫温泉への旅行から派生しております。
浅虫滞在期間中に大湊でマリンフェスタがある事を知り、訪れた次第です。
ですのでスタートは浅虫温泉から。まずは青い森鉄道で野辺地へ。
野辺地からはJRの大湊線に乗り換えて、大湊に到着です。
会場の大湊地方総監部に到着。天気が心配された一日でしたが、見事雨が降っておりました。
大湊は地方総監部という位置づけであり、停泊中の艦船も多数。
太っ腹なことに、今ここに見えている艦船、全部が艦内見学可能でした。
するとどうなるかって話なんですけど、全部見終わる頃には閉幕のお時間でした。
最後はもう完全に駆け足。見どころ多いイベントやったで…
とことで以下見どころダイジェスト。
ゆうだち砲(左)とすずなみ砲(右)。
船体はほぼ同サイズながらも、製造時期の違いから主砲は大きく変更されています。
なお両方ともデモンストレーションでゴリゴリ動いておりました。
変わって艦橋内から見るまきなみ砲。すずなみと同型ですね。
ちょうど空も明るくなってきて向かいの山が綺麗に見れました。
で、この艦橋の中にですね。
ありましたよ神社の御札。
田名部神社は同じむつ市内にある神社。
8月18日~20日には下北半島でも最大級のお祭り、田名部まつりが例大祭として行われます。
この田名部神社の御札は他の船でも見かけました。
どうやら大湊所属の艦船は軒並み祀られているようです。
阪神基地隊に居た艦船では一切見かけなかった御札。
所属部隊によって祀ったり祀らなかったり…?もしくは祀る位置に違いがあったりするのでしょうか。
それにしても艦橋の目立つところにある御札の多さよ。しかもバリエーションが豊富。
これで面白いのが
・わかたかの彦島八幡宮=下関造船所で建造されたご縁があり。
・ゆうだちの函館護国神社=余市警備所に配備となり、函館のドッグで正月を迎えたので手近な同社へ初詣。
と、祀られている経緯がまるでバラバラなんですよね。
ゆうだちの例なんかは特に縁もゆかりもないけどたまたま立ち寄ったという形。
過去の艦船でも、もしかしたらそんな例があるのかも?とか考えると…あいやここから先はあの人たちに任せよう。
ここまで艦内に祀られた御札の話でしたが、その話の最後を飾るのがこれ。
すおう神社。
そうです艦内神社です。すおうの名の通り、多用途支援艦『すおう』の中に祀られていました。
艦艇公開は何回か行きましたけど、こうしてはっきり艦内神社を見たのは初めてでしたね。
祭壇内の御札が転籍で変わっているのもまた興味深い。
と言う感じでごさいまして、ええまあ結局こんなところばかり目についた訳です。
気づけばあの人たちの手伝いをする機会が増えたもんですから…まあそうなるな。
さておき見どころ紹介、神社以外の部分も取り上げてまいりましょう。
とことでこちら。タグボート体験搭乗です。
阪神基地隊のイベントだと事前申込必須なイベントですが、こちらでは随時申込受付をされていました。
乗る船はこちら。艦隊所有のタグボートです。
救命胴衣も着用して、総監部周辺グルッと一周の航海に出発です。
この海域で目につくのは何といってもこの細長い陸地。
砂が堆積して作られた地形は完全に自然の要塞。ここでは芦崎と呼ばれています。
旧海軍時代から利用しているドッグ。自衛隊専用として使えるドッグは意外にもここだけだとか。
ゲートも船の構造になっています。
戦前戦中の面影も残す一方、別の場所で見えてくるのはヨットハーバー。
そうです、どういう訳だか基地の隣にしれっとヨットハーバーがあるんです。
見かけた時はちょうどヨットが出ていくところでした。
姉にアイスとラムネを頻繁に要求される妹
残念ながら今回は艦艇公開の対象には入っていませんでした。
といった所で航海終了。終わる頃には随分晴れてきました。
折角ですから最後は晴れの画で〆。
今回紹介したほかにも色々催しがあったので見てきたのですが、とりとめがなくなりそうなのでここまでという事で。
先にも書きましたが本当にボリューム満点のイベントでした。
あとどのイベントも当日申込でOKだったのも良かったですね。まあこの辺は地域性もあるとは思いますが。
と言ったところで、マリンフェスタin大湊のお話でした。
おまけ。
マリンフェスタ終了後、隣にある北洋館の見学に行ったんです。
大戦中の資料等が展示されている中で、千島列島に関する展示もあった訳ですが
『占守神社』
ちゃんとこんなところにまで神社作ったんやなあって。そして私は結局神社の話で締めるんやなあって。