[「おおさかのてっぺん」にはなにがある?]
兵庫県と大阪府の府県境、と言えば尼崎近辺のような都会を想像される方が殆どかと思われます。
が、
ところ変わればこんな府県境もあったりします。
完全に山奥。
場所は尼崎より遥か北、兵庫県篠山市と大阪府能勢町の府県境となります。
なおここを通る道、ただの林道ではなく立派な県道(601号線)です。しかも途中で府道に変わるおまけ付き。
…まあその辺の事はそのうち唐突に書くであろう険道話に取っておくとしまして、今回ご紹介するのは
こちら。大阪は能勢町で展開されている、とあるPRについてのお話です。
先ほどの601号線をそのまま能勢方面へと走りますと、国道173号と合流します。
そこから南進し能勢町の中心部へと向かうと、途中『ノセボックス』というショッピングスクエアが見えてきます。
何の変哲もないショッピングセンターといった感じですが、規模は大きめ。
この後も続くドライブに備えて、ここで飲食品の調達です。
!?
だれだよ何の変哲もないって言った奴!
良く見りゃのぼりにも何か居るし。
といったところで今回ご紹介するのがこちらとなります。
キャラの名前は、右が木勢 るり、左が西能 浄。
各地の名物を擬人化するもえしょく(R)プロジェクトの一環で、人形浄瑠璃の擬人化として誕生。
「おおさかのてっぺん」と銘打ち、PR活動がスタートしました。
ショッピングセンターによくあるガチャガチャコーナーにもオリジナル商品が…
ってお浄さん眼鏡っ娘かよこれは回すしか!!!
さて次に進みましょう。
え、結果?まあええやんそんな事。
次に訪れたのは、ノセボックスよりさらに南にある道の駅、『能勢のくりの郷』です。
その道の駅の一角がこちらとなります。
こちらとなります。
先ほどと違ってSD化されたキャラポップ、可愛いですね。
道の駅での展示はこの一角のみ、関連グッズなどは見当たりませんでした。
その道の駅から、さらに南下します。
県道104号線との合流点である下田交差点。
ここにも居ました。看板からちょこっと覗く姿が良いですね。
ライオンズクラブの看板と言う事ですから、町を挙げて展開しようと言う意気込みが感じられます。
そのまま県道104号線に入って、今度は町役場横の『浄るりシアター』までやってきました。
能勢の人形浄瑠璃発信の本拠地…なのですが、入口周辺には見当たらなくてちょっと拍子抜け。
だけど館内にはちゃんと居ました。
またあの2人が所属する鹿角座は実在する一座でして、ここで練習や公演を行っています。
とことで2人も衣装チェンジ!公演用衣装もキマっています。
そしてここで能勢の観光ガイドブックを手に入れた我々、ガイドブックの情報を元にして、最後にもう一箇所訪れてみました。
少し走ってやってきたのは、『野間の大けやき資料館』。
名前の通り、この場に自生する大けやきについての資料が置かれています。
この大けやきがホントに大きい。写真に取るのも一苦労でした。また季節を変えて撮りたいですね。
ただし「おおさかのてっぺん」展示はこれだけ。
背景写真に大けやきが使われている関係で一応紹介されている、といった所でしょうか。
そして気になる能勢電鉄の写真。
調べてみたところ昨年の6月にHM掲示されたものだそうで。全くスルーしてたのは不覚…
昨年は鉄むすに奔走しすぎた感もありますが、もっとアンテナ感度と興味の範囲を広げないとですね。
教訓も得たところで国道173号に戻り。『観光センターくるす』さんでしし肉丼を頂きました。
ここでもちゃんとPRされています。一般商店も巻き込んだ展開で嬉しいですね。
珍しい肉が食べられますがちょいとお高め。能勢観光の思い出にはちょうど良いかもしれません。
私の場合は結構身近な食材だったりなかったりなのでアレですが…美味しかったので良いのです。
とことで「おおさかのてっぺん」、能勢町に行ってきた時のお話でした。
国道脇の看板から地元飲食店まで、どんどん活躍の場を広げる2人に今後も注目したいものですね。
最後に。ちょっと本筋からずれるのでおまけ扱いになりますが。
大けやき資料館から程近い場所に地黄城跡(現:東中学校)ってのがありまして。
その中学校から上へ向かう道の途中にお寺があるんですけど
その境内の一角にこういう碑がございますので、甲板ニーソでナニしたい人は能勢観光の際に訪れてみてください。
[参考リンク]
□デビューしました(おおさかのてっぺんHP)
□能勢PRアイドルと一緒に町を盛り上げよう!/大阪府能勢町
初登場は一昨年の8月なのね。