回送列車 -out of service-

[主要？不要？大阪府道4号線]
鈴谷慰霊碑に続く能勢観光の副産物第2弾。
ホントは日を空けずに書こうと思ってたのですが、気がついたら半月ほど時空のハザマに飛ばされてました。

そうだね休みがなかったね。

まあ何の特にもならない連勤自慢はさておきまして。

唐突ですが、前回紹介した『ノセボックス』のある栗栖交差点から、大阪府道4号線と言う道が現れます。
今回はその大阪府道4号線のお話です。

この4号線は大阪の茨木市と能勢町を結ぶ主要地方道です。
…と書けば、大体の人は運転のしやすい大きな道を想像されるかと思います。

ところがこの4号線、能勢町で少々不思議な事になっておりまして。

こちらの地図をご覧下さい。

これは能勢町のガイドブックにある地図なのですが、なぜか4号線が途中で切られています。
思わず赤鉛筆で修正しちゃいましたが、ともあれこの赤鉛筆の区間が記載されておりません。

また道中でも異変が。

赤線のスタートとなる106号線との交差点前にある看板。
どういうわけか106号線のみ表示され、4号線を直進して行き着くはずの茨木は、右へ行くように指示されます。

怪しい。

これは怪しい。きっと何か理由があるに違いない。と興味が出てきた我々。
意を決して、『野間の大けやき』の帰り道に、4号線を経由して帰るルートを選択しました。

しかしナビも4号線経由のルートをかなり拒むな…ええい強引に設定だ！

そら拒むわ。

まさかの未舗装区間登場に我々大はしゃｇ…もとい大慌てですよ。
“主要地方道”“大阪府道”の“4号線”で未舗装区間て！そんなあほな！どうせこの一瞬だけやろ！？

とことで進んでみた。

しばらく砂利道が続くも、一度大きくカーブしたところで舗装復活。しかも2車線に。
結局ホントにちょっとだけだったな。

と油断した瞬間にこれだよ。

苔むした看板が言うにはここから3kmの未舗装区間あり。
そして行く先の道は完全に暗がり。

ここからしばらくはこんな感じです。急勾配や極狭な場所はないものの路面は完全にオフロード。
ナニがアレって、この時乗ってる車、この前買ったばっかなんよね。

そのオフロード区間も、終盤に差し掛かるとだいぶ開けます。

資材もあったりして、感覚的には完成ちょっと前の道といった感じ。…いやまあ完成予定は無いんだろうけど。
つか道幅が広い分、明確な轍が無くて余計走りにくい！

その最後の難関を越えると無事に舗装路が復活。
そして先ほど紹介した106号線との交差点まで戻ってきました。自らの意思で突入したとは言え、やれ大変だった…

とことで能勢観光の副産物その2、“主要地方道”大阪府道4号線、未舗装区間のご紹介でした。

ちなみに今回通った区間は猪子峠（猪ノ子峠）と言われる場所になるそうですが
一般的には上写真の左、町道経由のルートが推奨されます。推奨ルートお勧め。ホントお勧め。

しかし町道に負ける主要地方道か…

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