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弘前でふらいんぐおじさんになった

[弘前でふらいんぐおじさんになった]
東北舞台アニメに現を抜かしていないと言ったな、あれは嘘だ。

「とある町で何気ない日々を描く作品」ってのが基本的に好きなものでして。
その点今期のアニメで言えば?

そうだね「ふらいんぐうぃっち」だね。

 

 

アニメ化が決まったのを契機に原作を読み始め、そこからトントン拍子に嵌りまして。

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この度物語の舞台である弘前へ訪れるまでになりました。

とことで今回は「ふらいんぐうぃっち」の舞台である弘前を旅行した時のお話です。
スタンプラリー…?知らない子ですね…

 

 

関西から青森へ、となると移動手段は数ありますが

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今回の私は大体こんな感じです。効率もへったくれも無い、ただ夜行に乗りたかったのです。

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しかも東日本管内の新幹線案内が完全にダウンしてるところに立ち会ったり。
これはこれでオイシイ体験だったかもしれませんが、調整中の貼紙で私の旅行が終わりを告げたかと思いましたよ。

 

 

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結局の所は特に大きな混乱も無く弘前到着。主人公の真琴も鉄路で来てましたからこれでOKでしょう。
ただ作中のように3番線到着の列車はあまり無いようですが。

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駅改札を抜けて、弘前公園方面の中央口へ出ます。

 

 

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“ようこそ、魔女の街「弘前」へ”

…なるほど、なるほどなー。すっげえなコレ。全推しやないか。

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中でも圧巻はこのフラッグでしょうか。
駅周辺だけでなくかなり広範囲に展開されており、まずもって気にならない人は無いかと。

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駅舎内にある観光案内所もごらんの通り、一番目立つ位置に舞台案内が掲示されています。
推しの強さが伺えますね。

 

 

とことで、今回は上の「チト散策」を参考に探訪して行きます。
弘前公園までも意外と歩くので、ここからのお勧めとしては貸し自転車、なのですが

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厄介だったのが訪問当日の天気。晴時々雨て。

自転車に乗っていて雨に降られるのは一番嫌だったので、この日は徒歩で行動する事に。

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まずは弘前公園隣にある弘前市立観光館を経由し

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各町内の掲示板にほぼ必ず掲示されていたさくらまつりのコラボポスターを見ながら、常盤坂入口バス停までやってきました。
このバス停もふらいんぐうぃっち仕様。

ふらいんぐうぃっちコラボ企画について – 弘南バス株式会社
作品の冒頭から登場する事もあって、コラボ企画が行われています。
駅を降りたときに見たラッピングバスもその一環ですね。

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常盤坂を過ぎると視界がパッと開けまして、岩木山がその姿を現しました。
あいにく頂上付近は雲に隠れていましたが、それでもこの存在感に圧倒されます。

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そこからさらに進むと、どこかで見たことあるような看板やら風景が飛び込んできまして

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はい。先ほども書きましたが、作品の冒頭に登場するバス停、下湯口に到着です。

 

 

え?ああそうだね気づいたら6kmちょっと歩いた事になるね。
いや話変わりますけど、この前週に坪尻から阿波池田まで歩いたりしてたから、まあそれに比べたらね。

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閑話休題。改めまして下湯口バス停です。

このバス停は相馬方面、弘前駅方面ともにバス停票がありますが、作中に登場する相馬方面側は従来通りの状態。
心憎い演出ですね。

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とか言ってたらちょうどバスがやって来て、まさに作中と同じような光景が目の前に。いやあコレが舞台探訪の醍醐味ですね!

……。

って、この時間にバス来るって事は普通に駅からのバスがあったのでは?
案の定、このバスから舞台探訪と思しき方々が数名降りてこられました。

その他、貸し自転車で来る人、さらには自家用車(レンタカー?)で来る人がほぼ同着で次々にご登場。

うう、私が歩いて到着したときには誰一人居なかったのに…っ!
皆歩きで来ようよ!(普通来ません

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気を取り直しまして。下湯口バス停からさらに先へ進みますと、程なく神明宮に到着します。
こちらも作中やアニメOP等で度々登場する所ですね。

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本社の横手からの光景。黒い煙におびただしいカラスの群れ…はさすがにありませんでした。

 

 

この神明宮からさらに先へ進むとこれまた作中、OPに登場する紙漉澤橋があります。

まあ今回は行けてませんが。
歩くとここからまだ3km近く歩くので…バスもさっき行っちゃったしね。

その代わりでは無いですが、下湯口から引き返す際にちょっとだけ寄り道。

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はい。

原作3巻で空飛ぶクジラを見るシーンで登場した場所ですね。
相も変わらず岩木山の山頂は雲の中でしたが、その雲をクジラと置き換えて見れば…どうでしょうか?

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そんな寄り道も挟みつつ、先ほどの常盤坂入口バス停に程近いりんご公園まで戻ってきました。
常盤坂入口バス停とは別に、ここにもバス停が用意されており、ラッピングの対象となっています。

ちなみに右写真に止まっているバスがこのバス停から出る本日の終バス。
私のりんご公園到着を見届けるかのようなタイミングで発車していきました。

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そのりんご公園、ここでは各種おみやげが購入できます。また高台からは岩木山を一望できます。
例によって雲かかってますけど。

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また園内に広がる各種りんごの花はこれからが一番の見ごろ。
さくらの花に代わって、5月6日からはりんご花まつりも開催されています。

 

 

さてここから弘前公園まで、当然のように歩きます。

…いやさすがにもう歩きたくは無かったんですけどね、とにもかくにもバスが無くてね

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常盤坂入口バス停はまだ結構本数ありましたけどね、ここに着いたのが16:10でね…

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とは言え既に10km近く歩いていると、もはや残りの2~3kmなんて誤差の範囲なんですが。
ただ途中でついに雨が降ってきまして、さすがにこれは参りました。

しばらく雨をやり過ごす事十数分、ようやく収まってきた…と思ったら晴れてきた。晴時々雨は間違ってなかったんやな…

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お?

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おお!真琴が空飛んでる!(アニメOP参照
歩き回ったりなんやかやとありましたが、これで一気にテンション持ち直した感があります。

 

 

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弘前公園のお隣、藤田記念公園に到着。この時には空もすっかり晴模様でして。
おかげで喫茶コンクルシオの元となった洋館は、青空の下撮影できました。

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さて、ここからはチト散策にあるチトナビに沿って歩いていきます。

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まずは追手門からスタート。ここから桜並木に沿って公園内を歩きます。
今年は早咲きで殆どが散ってしまってましたが、品種によってはまだ見ごろのものもありました。

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一例。八重桜、枝垂桜系統がまだ良い感じでしたね。

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有料エリアになりますが天守周辺エリアも抜かりなく。
現在土台の修復をしており、天守閣が移動しております。そのため作品中と同じ光景は見られず。

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2巻表紙の春陽橋。
…最初は反対岸から撮影していて「なんか合わないなあ…」と首を傾げていたのは内緒。

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露天街までやってきました。例のお化け屋敷はちゃんと実在します。
この辺りはご覧の通りかなりの活気。しかし独りでフラフラとあるく身にとっては少々堪える…

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露天街をそそくさと通り抜け、チトナビ最終地点の石場家に到着。
作品中と同様、実際に酒屋を営まれている商家です。

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ここの最寄バス停もラッピング対象で、なの…じゃなかったなおさんが担当しています。
また軒先には巡礼ノートもありました。

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といったところでふらいんぐおじさんの一日目は終了。歩き疲れたし、とっとと宿に向かうしか!

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宿ではりんご公園で買ったりんご酒を飲んだり。おじさんだからね。仕方ないね。
ちなみにとても飲みやすくて美味しかったです。もう一本買っとけば良かった(

 

 

[参考リンク]
ふらいんぐおじさん、弘前の天気を読みきる
ふらいんぐおじさん、電車で弘前の街を去る

TVアニメ「ふらいんぐうぃっち」公式サイト
「ふらいんぐうぃっち」舞台めぐり|公益社団法人 弘前観光コンベンション協会

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