[能美さん、最初で最後の大騒ぎ]
流れとしましてはこの回の続きとなります。あき竹〇城。
広島駅でレンタカーを借りた我々。
そのまま宇品へ向かい、フェリーにて島しょ部の江田島市へ。
船内になんかいた。ナイス眼鏡。
約40分の船旅を終えて、江田島市の三高港に到着です。
港からは、まずかつて砲台が設置されていた三高山へ。
かつての軍事施設ではありますが、遺跡の様な雰囲気がいいですね。
また山からの眺望も抜群!……と言いたい所ですが、若干霞んでますね。
春先特有の現象なので致し方なしです。
三高山を経由したのちに本日のお宿に到着。
若干古めかしい感じですが、広くて作業するにも快適なお部屋で……作業?
ともあれですね、このお部屋、というか建物にはちょっとした秘密がありましてですね。
立地がほぼ海の上なんですよね。
とことで今日は今回の宿泊場所、能美海上ロッジでのお話です。
今回こちらに泊まる事になった経緯は即売会対応の為。
だから作業してたんですね。
私は基本ずっと飲んでましたけど。
さておき能美海上ロッジ。
旧能美町が昭和42年に開業し、以降国民宿舎として営業してきました。
先ほどもお見せした通り、ほとんど海の上という立地から人気も高かったようです。
しかし月日が流れるとその立地が仇に。
海に近いことから老朽化も激しく、また耐震性能も不十分。
耐震工事をしようにも、これまた立地の関係からも難しいという話に。
加えて室内設備の陳腐化もあり、今回の年度末をもって閉館される流れとなりました。
つまり私にとっては今回が実質最初で最後の宿泊になりました。
作業も捗ったんじゃないかなあ(完全に他人事)といった所で夜景を。
昼間に続いて良く晴れており、綺麗な夜景が見られました。
ちなみに一枚目に写る桟橋は潮の満ち引きに合わせて大きく浮き沈みします。
この写真を撮った後には大浴場へ。
場所が場所なので写真はありませんが、源泉かけ流しの温泉が引かれていました。
良いお湯でした。曇りに曇ってもはや用をなしてない鏡とかはあったけど。
ひと眠りして朝です。改めて写真を撮ると、海の上というのが実感できますね。
チェックアウト前に外へ出て数枚。やはり見事に海上です。
そういや我々が泊まっていたのは2枚目写真の建物が突き出ている部分だったそうです。
そうです、抜けないけど万一床が抜けたら海です。
外に出た後は、ロッジ隣にある軍艦利根記念館周辺の散策やら、
車で数分のところにある軍艦大淀の慰霊碑を見に行ったり。この日も穏やかな海でした。
軽く散策も終えたところで、今回の即売会会場に向かいましょう。
とことで能美海上ロッジに戻ってまいりました。
え、会場?ここだよ。
閉館が近い事もあり、なんと能美海上ロッジの駐車場、および館内の一部を会場として利用。
宿泊部屋がそのままサークルスペースになっていたりと、まさに最後の大騒ぎと言った様相です。
なお私が手伝いに行ったサークルは駐車場に配置。
でまあここでは地元の方々が色々食事を提供されていましてですね。
いやあカキやらなにやら、大変美味しく頂きました。
あはい、これ、同人誌即売会です。地元のグルメイベントとかじゃないです。
即売会らしく時限イベントもありましたしね。
それがこちら。
なんと時間の経過で干潮を迎えると、それまで行けなかった場所へ行けるようになるんですね。
そして待ってましたと言わんばかりに行けなかった場所へ向かう同人誌即売会参加者一行。
そうだねこれ同人誌即売会開催中の光景だね。
ちなみにこの場所は双子島と呼ばれているようです。
奥まで歩を進めると、対岸の景色が良く見えました。
同じく奥には船霊社という社があります。干潮時にしかお参りが出来ないのでありがたくお参り。
その後も双子島周辺での撮影が思いのほか捗りましてですね。
何とサークルスペースへ戻ってきたころには即売会終了の時間が近づいてたんですね。
そして程なくして終了。いやあ、楽しい即売会でした!美味しいもの食べたし観光も出来たし!
?
何も間違っちゃいない。その場を最大限に楽しむのが即売会なのです。
室内スペースにたどりつけなかったのはちょっと残念でしたが。まあ昨日泊まって中は見てますしね。
とことで最後は駆け足になりましたが、能美ロッジ最初で最後の?大騒ぎとなった即売会のお話でした。
しかし上写真にもありますが、このロッジは能美で一番の目玉だったようで。
立地も面白いですし、閉館になるのは正直惜しい気がします。
時の流れで仕方ない面もありますが、この場所がまた新たな名所になるように願いたいですね。