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とびっきりの秘境駅に行ってきました 中編

[とびっきりの秘境駅に行ってきました 中編]
前回のあらすじ

小幌と言う駅でなんとなく降りてみたら

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次の列車まで3時間23分待ち。

 

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時間つぶしのため、『駅ノートと周辺案内』に記載されていた海岸へ向かう事に。
とことで今回はその道中と、実際その先に見た光景をお送りします。

 

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海岸への道はここから。
鬱蒼とした草むらの中に、獣道らしき空間がありますので、そこを辿って行けばOKです。

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しばらく行くと、このような看板が現れます。一応名所案内って所ですかね?
この時点では道のほうもそこまで歩きにくい事もないですし、これは意外に整備されていたり…

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する訳も無く。
さすが秘境、そうは問屋がおろさないってことか。

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それでこの先もズンズンと山道を歩いていったのですが、実を言うと道中の写真がこれしかありません。

と言いますのも途中から冗談抜きで

 

『落ちたら死ぬ!』

 

と言わんばかりの道が出てきまして、カメラ片手に歩くことが出来ませんでした。

一つ間違えると山中で立ち往生と言う可能性も考えられます。
今回は複数人で行動しましたのでまだ良かったのですが、特に単独で向かう場合は慎重に行動する必要がありますね。

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どうにか足場の良い場所で一枚。案内どおり、海岸が見えてきました。
そして…

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か、海岸だー!

苦労して下りてきた事もあって、喜びもひとしお。

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同行者達も喜びのあまり、TEN○A片手に昆布持って踊りだしました。
ああ~~~~。素敵ですね。

…素敵ですね!

 

さあ、気を取り直していきましょうか。

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海岸に下りてきて一番に目立つのはこの桟橋。
この設備があるということは、船が接岸することもあるということでしょうか。

しかしここに接岸したところでどうしようも無いような気もしますが…
果たしてどういう時に利用されるのか、そして今も使われているのか、気になります。

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もう一つ目立つのが、山際に立つこの青い建物。

『巌屋観音庫裡』と書かれており、建物自体もそれなりに手入れがされています。
どうやらこちらは定期的に使用されているようですね。

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そしてその巌屋観音と言うのはこちら。
山道を下りてきた右手に洞穴があり、その中で祭られています。

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洞穴横にある案内板。見れば9月16日、17日に祭礼が行われると書かれています。

と言うことは、この両日に限っては小幌駅も秘境駅らしからぬ賑わいを見せたりするのでしょうか?
これもまた気になる所ですね。

 

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さてここからは少し余談っぽくなりますが、先ほどの洞穴付近から、崖沿いに歩いていくことが出来ました。
恐らく潮が満ちると行けなさそうな様子。折角なので行ける内に行ける所まで行ってみましょう。

先ほどの山道とは違い、今度は岩場を歩きます。
ところどころに潮溜まりがあり、歩きにくいと言う点では先ほどと変わらず。

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そしてその潮溜まりを良く見ると、なんとまあヒトデやイソギンチャクが居るではないですか。
恥ずかしながら水族館以外でこういった生物を見たことが無かったので、ちょっと興奮してしまいました。

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その岩場歩きもこの裂け目の部分で終了。
向こうを見ればもう一つ砂浜が見えます。あそこに向かう道もあるん…でしょうねえ、きっと。

ちなみに先ほどから控えめに岩場と書いてますが、実際にはこの岩場、フジツボがびっしりと引っ付いております。
そんな訳ですのでまああれです、ご想像にお任せします。

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とことで戻り…ってさっきまで居た場所が見えませんね。
結構奥まで来れたんだなあ。

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無事先ほどまで居た海岸に帰還。最後は奥の岩場からジャンプしてここに戻ります。
波が着てるときにジャンプすると、見事水浸しになるので要注意!

正直言えば天然のアクションゲームみたいで楽しかったですが(笑)

あ、なんか相変わらずな事してますけど気にしないでください。
ちょうど良い写真がこれしかなかったんです。

 

さてさて、この海岸を散策しているうちになんと2時間弱が経過しておりました。
いやー、はしゃいだね。はしゃいじゃったね。

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さあ、それでは帰りましょう。帰り道も大変だしね…

 

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とことで、今回は小幌駅から唯一向かう事が出来る場所、巌屋観音付近の海岸の様子をお送りしました。

そこまで雄大な光景が見られるわけでもないのですが、今回見て回った場所は小幌駅を下車しなければ決して見れない場所。
貴重な体験をさせてもらいました。同行者のお二人にも感謝ですね。

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何がしたいのかは相変わらずよく分からないんですけどね。

 

さて、小幌駅の話はもう少しだけありまして。
次回は舞台探訪の話題へと移ります。

 

[参考リンク]
とびっきりの秘境駅に行ってきました 後編~『ゆりてつ』舞台探訪~

国道418号 – Wikipedia
『落ちたら死ぬ!』の元ネタ。

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