[ひなた荘別館の呪い?日本最北端の旅 その1]
まあ私も舞台探訪なるものは縮小傾向なのですが、やはり色々オイシイのでたまにやろうかなって思うときがあるのです。
それで7月三連休の時にですね、ふと思い立って舞台探訪する事にしたんです。
しかし最速を競うのが常である舞台探訪、アニメは遅れ遅れで見る私にとってなかなか良いお題がないなあ…
と思ってたら、ひとつ良いのがありましてね。それが
21世紀最新作でありますところのラブひな(12)です!
※2001年7月刊行
とことで行って来ましたラブひな舞台探訪。しかし別館の呪いのせいか、なかなか大変な道中で…
で。
「ラブひな12巻とか最新過ぎてどこが舞台か全然わかんねーよ!」
って方も居るかと思いますので、実際今回の目的地をどこに設定したかといいますと
そうだね稚内だね。
正確にはこのあと上記のご一行は宗谷岬まで行くので、宗谷岬を最終目的地としました。
とことで早速プランを考えまして、『サンライズ瀬戸・出雲』を使えば兵庫の片田舎からでも丸一日程度で稚内にたどり着く…
え、飛行機?なにそれおいしいの?
はい、たどり着くということが分かったので、早速地元駅から稚内駅までの乗車券と、利用する特急券を購入。
稚内に宿も取ったし、珍しく準備万端
でした。
えーっとですね、皆様もお気づきかと思いますが7月頃はJR北海道さんがかなりゴタゴタを起こした時ですね。
それで私が旅行にでる直前に、どうにも運行状況が気になってHPをみたらですね
といった具合の案内が(注:当然当時は7月分です)出発当日に発表されてました。
今回の旅行は特に18きっぷ期間でもないので、最初から最後まで贅沢に優等列車を乗り継ぐ行程にしていた私。
気になって内容を見ますと
やっぱりあったよ、乗る予定だった列車(北斗11号)の運休が…
しかし何やら隣を見れば臨時北斗91号なる列車が。
さすがに代走があれば旅程の大幅な変更もいらないですよね。安心安s…
「臨時特急北斗91号は(中略)札幌から稚内行き特急スーパー宗谷3号への接続はありません。」
…はい。
…はい?
ちょっと何を言っているのか良く分からなかったのですが、どうも代走する車両は定期の北斗ほどスピードが出ないご様子。
そのため札幌到着時刻が遅くなるんですが、素晴らしい事にそこでスーパー宗谷は接続待ちをしないんですねーって
私稚内行けないじゃない!
行けないじゃない…
…いやはや、私も結構旅行してきましたけど出発前から試合終了状態になったのは初めてですよ。
しかし道中は長い。何かしら途中で代替手段が見つかるはず!とにらんだ私は
考えるよりも先に列車へ飛び乗り、とりあえず稚内へ向けて出発したのでした。
でまあ世の中うまく出来ておりまして。
その飛び乗った列車の車内でわき目も振らず代替手段を探しておりましたら、何とかうまく収まる手段が見つかりました。
一番のネックだった宿の変更も奇跡的に残り一部屋とか言う状態のホテルを確保できましたし、やっぱり何とかなるものです。
とことで意気揚々と大阪駅に到着。ここで『サンライズ出雲』に乗り換えです。
快適な寝台の旅。気づいたら寝てしまってまして、やがて清々しい朝を迎え…
「おはようございます、7月13日土曜日、時刻は6時、列車は現在…」
「30分遅れで運行しております」
HAHAHA、なかなか面白い冗談やないかい。
…いやはや、これはもう早速呪われたんじゃないかな、ひなた荘別館の呪いに。
[参考リンク]
□波乱の中で貴重体験!日本最北端の旅 その2