[新年四国の特急乗り比べ!]
あけましておめ……あ、もう遅いですかねそうですね。
とりあえず今年もこんなペースですがよろしくお願いします。
早速ですが本日のお話はこちら。
新年最初のお出かけ。
しょっぱなから湘南色の115系に当たるなどのラッキー(乗る分にはまあ……)を受けつつ
辿り着いたのは宇多津駅。
ここでJR四国の『お正月四国堪能きっぷ』を使って特急乗り放題なNT氏と合流。
今日は四国の特急を乗り回しますよ!
ちなみに僕の手元にあるのは『青春18きっぷ』です。特急に乗るのは……
そうだね実費だね(考えなし
まず乗ったのが2700系の『南風』。
去年9月、新改駅に行く途中に見かけて以来2度目の遭遇。今回はちゃんと乗車できました。
座席は最近の特急型に多い、背もたれ・座面薄めのもの。
ただ大きく違うのは各席の肘置き先端にコンセントがある事ですかね。
これにより全席給電が可能。N700系よりも充実の装備ですね。
ちなみにリクライニングすると座面も動きます。
さらに車端部の案内表示はフルカラーLED。
これらの車内設備におもわず「JR四国……立派になって……」って思っちゃったよね。
デッキ部分の様子。ドアがカラフルで視認性が良いですね。
通常のトイレの他、身障者対応のトイレもあります。
2000系と同様の制御付振り子方式ですが、機構が改善されて乗り心地が改善されています。
カーブだらけの土讃線を右へ左へ斜体をくねらせ、終点高知駅まで快走。実際長時間乗っていても苦ではなかったです。
高知駅到着。流石最新型と言える、良い車両でございました。
高知ではNT氏の土佐くろしお鉄道調査に付き合ったり、ひろめ市場で昼食を食べて時間調整。
いやしかし活気があって良いですねひろめ市場。
時期的にも今回は人多すぎって感じでしたが、もう少し落ち着いた時期にゆっくり見て回りたい気もします。
高知からの帰りに乗ったのは2000系の『南風』。
えっと、なんだ。辛かったです。
(説明:お正月切符は基本自由席乗り放題→自由席に乗ろうとする→空いてなくてデッキの民になった)
辛すぎて阿波池田で下車。ここからは
キハ185系『剣山』で徳島に逃げます。
2700系から打って変わって、国鉄型の特急車両ですね。
ヘッドマークこそなんか面白い事になっていますが、表記類はいかにも国鉄型。
こういう雰囲気の特急も随分減りましたよね。
当然コンセントとかはありませんけど、背もたれ・座面は新型車両よりも分厚くて落ち着きます。
まあこれでずっと座っていると、新型の座席の方が疲れなかったりするのがまた不思議な所ですが。
人間工学の進歩は偉大。
とか言いつつ、ふかふか座席の魔力にやられてすっかり眠りこけておりましてね。
ふと気づけば終点の徳島駅到着前でした。
今日の行程としては徳島駅から高松駅までの移動を残すのみ。
ただここでよく考えて欲しい。
僕が持っているのは『18きっぷ』。ここからの移動は2600系でも来ない限りは流石に普通列車で行きたい。
とりあえず車両を眺めながら次の特急『うずしお』が何で来るかを見定める事にした所……
チャリーン(JR四国に課金する音
とことで今回のラストは2600系『うずしお』です。
ところで入線時に気づいたのですが、2700系にはないヘッドレストが付いてるんですね。
足元は足元で、これまた2700系にないフットレストがあるし。
あと一番気になったのは案内表示。
フルカラーLEDである点は2700系と変わりないのですが、取付部の金型が違うんですよね。
左の2700系は明らかに上部が狭く、結果〇で示した部分がバタつくと言うか、ビョインビョインしてたというか。
その点で右の2600系はしっかりと取付されている印象で、バタつきとかは一切ありませんでしたね。
正直乗る前まで、2600系は「空気ばね方式の斜体傾斜装置を採用して失敗した車両」と言う印象でしたけど
この辺の内装を見て、JR四国が本当に作りたかったのはこれだったのかもしれない……とか考えたり。
しかも失敗というより土讃線がヤバい事が主な原因であるような気もするので、
それこそキハ183系の置き換えで2600系を採用しても良いのでは?と思いました。
結局は2700系で統一されるでしょうけど、この内装を埋もれさせるのも勿体ないなあ……なんてね、思いますよね。
そんなこんな考えるうち、終点高松駅に到着。
いやあ乗った乗った!『お正月四国堪能きっぷ』最高だな!次の年末に発売されたら今度はちゃんと買おうな!!
とことで新年一発目は、JR四国の特急車両にたくさん乗って感じた事を書き連ねてみました。