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ソロモン海の主砲、舞鶴の森に帰る

[ソロモン海の主砲、舞鶴の森に帰る]
ワイは最初っからボーアもサンズも当たりやと思ってたんや!信じてたで!!

 

 

あいやその主砲の話ではなく。

現在は再びアレの感染者が増加に転じ、引き続き出掛けにくい状況ではありますね。

そんな中ではありますが、先日舞鶴方面へ向かう機会がありまして。
気晴らしも兼ねて、用事ついでに舞鶴とその周辺地域を散策してきた時の話を今日はしたいと思います。

 

 

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まず訪れたのは大森神社。
鉄道で来る場合はJRの東舞鶴駅から。車だと入る場所が少しわかりにくいので要注意ですかね。

ちなみに周辺地図等だと大森神社と書かれますが、正式名称は彌伽宜神社だそうです。

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境内の案内等にはこの様に併記されていましたね。

 

 

この大森(彌伽宜)神社、金工鍛冶の神「天之御影命」を祭る事から、舞鶴の艦船造りとも繋がりがあったようで。
日露戦争後の一時期には、同戦争で活躍した軍艦の砲身が奉納されていました。

しかし太平洋戦争での金属供出でその砲身が無くなり、長い間台座だけが残る状態に。

 

そんな中舞い込んできたのが駆逐艦「菊月」の里帰り話。

(一社)菊月保存会さん主導の元、ソロモン海の浅瀬で佇む「菊月」の主砲を
生まれ故郷の舞鶴に里帰りさせようというプロジェクトがありました。

プロジェクトは関係各所が尽力した結果見事成功。

「菊月」の主砲砲身は、造船とも縁深くご丁寧に台座もご用意されたこの大森神社に落ち着く事となりました。

 

 

さて前置きが長くなりましたが、こちらがその主砲でございます。

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長年異国の海で過ごしてきた「菊月」主砲、生まれ故郷である舞鶴の森に帰ってきました。

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砲身の下部には説明書きと、奉納記念のお守り販売の案内が。

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しかし生まれ故郷とは言え、あの海からこんな森の中に移るとはこの砲身も思っていなかったかもしれませんが(笑)
この場所が安住の地になる事を願いたいですね。

 

 

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場所は変わって丹後由良駅。東舞鶴駅からだと舞鶴線、丹鉄宮舞線を使って30分ちょっとで到着します。

実を言うとこの駅に立ち寄ったのはこれが初めてだったのですが……

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なんかもう大変な事になってるわね。

駅併設の売店で働くお姉さんのノリがかなり良いようで。
由良繋がりで訪れた人たちとの交流を重ねた結果、立派な待合室(兼喫茶スペース)が出来上がっていました。

 

 

この駅から由良の集落や温泉へのアクセスは容易。次の列車が来るまで周辺を散策してみました。

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まずは由良神社。ここはもう由良に来る都度立ち寄っていますが、今回も参拝。

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献木のソテツは今日も元気です。

この一角も一番初めに訪れた時は草木に手が入っていなくてうっそうとしていたのですが
有志の方達の活動でキレイに整備されました。

砲身の件もそうですけど、誰かしらが歴史を正しく伝えるためにこうした精力的な活動をして頂けるのは有難いですね。

 

 

由良神社を後にして次に向かったのは

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ハクレイ酒造株式会社さん。

最後に自分へのお土産を買って帰ろうと思いましてね。はい。
とりあえず夏季でおススメのお酒を聞いてみたりしたのですが、イマイチ決めきれずにいると

「試飲してみますか?」

 

パァァァァァァ

 

結果3杯も試飲してほろ酔いです。
調子乗って勧められたの全部買う所だった。やるなハクレイ……

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んで結局すんでのところで踏みとどまって選んだのがコレ。

どういう飲み方にしても美味しく飲めると言われたのが決め手ですね。
1つのお酒でバリエーションが多く試せるのは良い……とても良い……

 

例えば今日みたいな日。

途中まで常温でチビチビ飲んでいても、終盤に突然ハジケ祭りがしたくなって炭酸を入れてもOK!!
一つのお酒で何でも行けるしええことばっかりやで!今日は気分ええわ!

 

 

え、突然何の話かって?いややっぱ主砲は良いなあって話ですよ。

 

 

[参考リンク]
菊月保存会さん (@kikuzuki_hozon) – Twitter
ハクレイ酒造 – 京丹後・由良で江戸時代から続く酒蔵

駆逐艦「菊月」の砲身が京都・舞鶴に帰郷 ソロモン諸島から引き揚げ、神社に奉納|京都新聞

 

 

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