[出雲大社に行ってきました その1]
先日神戸のトレフェスへ行った際に友人数名と
「出雲に行きたい」
という話になったので、早々に宿を押さえて行ってまいりました。
『はまかぜ』に乗ってな!
いやこれには理由があってですね…と事で今回は出雲旅行のお話です。
といいますのも宿を押さえる時点で出雲市内はおろか、松江、そして米子にすら空いている宿が無かったんですよね。
これは何かおかしい、と思って調べてみますと
□神在祭 – 出雲大社
>平成25年 11月17日(縁結大祭)
で、我々が参拝予定にしていた日もずばりこの17日…なるほどですね。
とりあえず皆の予定が空いている日を選んだら、偶然にもこんな事になってしまったようです。
結局西へ西へと宿を探すうちにたどり着いたのが鳥取。
だからこの『はまかぜ』に乗ったのもなんら不自然な事ではなかったんですね。
『スーパーはくと』?
…さあ、知らない子ですね。
ガレキ関連で繋がった友人にどこまで鉄分を注入しても大丈夫か調べてみようとかそんな事考えてないですよ?
『はまかぜ』18:01に大阪駅入線。
すぐ後に『こうのとり』がやってくる為、始発駅にも関わらず3分しか停車できないのは少し不憫。
前面には竹田城跡をPRするHM風シールが。そういやここも今や大人気スポットなんですよね。
列車は定刻どおり発車。ここから4時間あまりの旅が繰り広げられました。
といっても実際はビール飲んで和やかに話してたらいつの間にか鳥取でした。
あろうことか余部橋梁の通過も見逃す始末。鳥取まで通しで乗ったのは私も初めてだったはずなのに…
まあ皆楽しそうにしてたので良しとしましょう。
鳥取到着間際にはベテランの車掌さんから「ご乗車ありがとうございました」と深々とお礼を言われ恐縮。
乗客一人一人に言って回るとかまさに鉄道員の鑑やで…
と思ったら鳥取到着時点での乗客が我々しかいなかった模様。
いやまあ応対の様子を見てる限り、複数居ても丁寧に挨拶される方だとは思うんですけどね。
深々とお礼を言われたのはこういう事だったのかもしれない。
そんな訳で鳥取に到着し、駅近くの宿に投宿したのでした。
翌17日。
鉄の朝は早い。しかも3人のうち1人は鉄じゃないけど叩き起こされた。
早々に宿を後にして早朝の鳥取駅へ。ここから『スーパーまつかぜ』に乗車します。
非鉄の彼から「これ、特急なの?」なんていうお約束の反応をもらってから乗車。
実際割とハイスペックなんよ?
倉吉を過ぎる頃には車内に立席の乗客が出るほどの混雑。いよいよ出雲効果が見えてきたのでしょうか。
それともこの列車が2両だかr(略
ここで我々は一気に出雲へは向かわず、途中松江駅で下車。レンタカーを借りて周辺の神社巡りへ行く事に。
せっかくここまで来たわけですから、出雲大社だけで済ますのももったいないですしね。
まず行って来たのが熊野大社。出雲大社と並んで「大社」の名が付いている社です。
バスだと松江駅から乗継ありで40分となっていましたが、レンタカーなら20分ほどで到着。
境内には大しめ縄なんかもあったりしましたが、意外と規模は小さめ。ぐるり周回して参拝終了。
そういや艦これに熊野っていたなあと思って見てみたらちょうど旗艦が熊野だったので。
なおここには軍艦熊野に関連する建物等は無い様子。やはりあれは熊野三山の方ですかね。
次に訪れたのは神魂神社。神魂と書いて「かもす」と読みます。かもすぞー。
鳥居前の紅葉がだいぶ進んで綺麗でした。
社殿へ向かう階段も雰囲気ばっちり。
そしてその本殿も大社造と呼ばれる立派なもの。
なんでもこの造りの建物としては日本最古だとか。
鳥居から参道、そして本殿と、厳かな雰囲気漂う良い所でした。
そして最後に立ち寄ったのは八重垣神社。
立ち寄った理由?そりゃもちろん列車名(ML八重垣)にもなった有名なところだからですよ(鉄道脳
八重垣神社に到着。
ちなみにここと先の神魂神社は松江駅と熊野大社の道中にあって、ついでの立ち寄りがし易い所です。
しかしこのドチャクソな混み具合は何なんですかね?
先ほどの神魂神社とは180度変わって境内大賑わい。
どうやら縁結びのご利益があるそうで、特に女性の参拝客が多く居ました。
…で、ここでそそくさと退散してしまうのが我々の我々たる所以ですね。
まあ実際には退散したわけではなく、本殿の奥にある社の方で参拝してきました。
ここも結構な人でしたけどね。
またここには鏡の池という池があり、この池を使った占いも出来るとか。
人多すぎでそれどころではありませんでしたが…
はいそうですね、結局そそくさと退散してしまいました。みんな良縁求めてるのね…
ただここが今回の松江市内神社巡り最終地点になっていましたので、何かお土産を買うことに。
その結果がこのキノコ型の可愛らしい飴となります。
いやー変わった形ですねーってもうどう考えてもアレです本当にありがとうございました。
思い返せば境内にこんな社もありましたな…
どうやら良縁を結ぶご利益の他、既に結ばれた夫婦の仲を取り持つご利益も有るようで。
となればそういう事ですわね。
しかしこれ飴なんですよね、つまりは舐めるわけですよね。
うっかり買ってしまいましたが我々男しか居ないのでこれね…まあそういう事ですよ。
かと言ってこれを女性に渡すのもアレがアレでアレですが…
え、舐めてる所を見てみたいんじゃ無いかって?そらそうよ。
あと左写真のピンク色の飴はキノコ型じゃないんですが、そのかわり真ん中に割れ目があります。
…
だからそういう事だよ!とんでもないお土産だよ!
とことで、とんでもない爆弾を抱えて松江市内観光は終了。
松江駅から一畑電鉄の松江しんじ湖温泉駅へ移動し、いよいよ出雲大社へ向かいます。
[参考リンク]
□出雲大社ホームページ
□神魂神社 – Wikipedia
□八重垣神社 出雲國神仏霊場公式ホームページ
□八重垣神社 縁の家 完成 授かり飴
□出雲大社に行ってきました その2