[リクエストに応えて?鶉野飛行場、紫電改で売り出し始めました! その1]
気づけばもう5年半も経っていて少し驚いたのですが
以前、ニッチな艦これ関係スポットと言う感覚で兵庫県加西市の鶉野飛行場へ行った事がありました。
□山間の海軍施設、鶉野飛行場跡 その1
□山間の海軍施設、鶉野飛行場跡 その2
その時の締めで「もっとこの場所を売り出せばいいのに!」とまあ偉そうな事を申し上げていた所
□加西・鶉野飛行場跡で戦闘機「紫電改」を復元公開 実物大模型、平和学習や観光に – 産経ニュース
本当に整備して売り出し始めまして。
ここまでされたのなら行かざるを得ない!とことで先日再び訪れてみました。
今回は北条鉄道ではなく自家用車で訪問したので、まず車を止めるために駐車場へ。
……はて、こんな所に駐車場とかあったかしら?
あーね、なるほどね。早速飛行場再整備の恩恵にあずかっていたわけですね。
滑走路の一部が駐車場に転用されていました。これなら何台来ても駐車できますわ。
なお前回訪れた時は自衛隊の管轄で現役の施設と言う名目でしたが
2016年に加西市へ払い下げられ、扱いも鶉野飛行場跡地となりました。
して、この鶉野飛行場跡地で一番目立つのが
奥に見える格納庫の様な建物。
というか格納庫。
とことでですね、こちらが再整備事業の目玉である所の『1/1紫電改模型』です。
現存していた機体の修繕・展示ではなく、いちから作った模型であるのがミソだったりします(日本初の試み)。
普段は格納された上に扉も締められているので至近で見る事は出来ない状態ですが
毎月第一、第三日曜日はこのように格納庫の扉が開けられて、直に見る事が出来るようになっています。
(※2019年7月現在)
その上で通常ならば屋外で展示される所なのですが、この日は天候が生憎という事で屋内での展示になりました。
とは言え、逆に考えると屋内待機の光景は天候が悪い時にしか見られないので、このアングルも貴重かも?
格納庫脇からは階段で展望スペースに上がる事が出来るので、上からも撮影できます。
アップで撮るとまた良い感じ。このアングルも格納庫内に居てくれたからこそ撮れたやつですね。
と言った感じでしばらく撮影していると、なにやら機体の周りで作業がはじまりまして
なんか移動したが!?
出てきたねえ!
当初予報よりも天候が良かったからでしょうか、なんと屋外展示に切り替わりました。
この日朝から来た人は屋内と屋外、両方見られて一石二鳥になりましたね。
ちなみに屋外展示状態で、先ほどの展望スペースから機体を見るとこんな感じになります。
屋内展示時と違って翼やコクピット部分がよく見えますね。フムナ。
もひとつ、屋外に出てきて確認出来たポイント。
模型とは言え、こうした表記類もしっかり再現されていました。
それにしても見てもらえばわかる通り、かなりの人で賑わっていますね。
やはり「もっと売り出していこう!」と進言した私の目に狂いはなかった……
……と思う一方で、来た人たちに対して「もっと早くにここの魅力に気づいとこうや!」とか思ったり(傲慢)
なんにせよ、この場が多くの人の目に留まるようになったのはとても良いことかと思いますね。
鶉野飛行場の紫電改展示に関する写真はこの辺りで。
この後は今後整備される予定の平和祈念の碑から防空壕、そして北条鉄道法華口駅の方まで散策しました。
この辺りの話は次ページ(その2)に分けて書くことにします。
[関連リンク]
□観光 鶉野飛行場跡 加西市