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第1回神戸マラソンに出場してみた

[第1回神戸マラソンに出場してみた]
~あらすじ~
1.なんか社内で「11月の神戸マラソンに出場したい人募集」とか言う案内
2.「3人1組で申し込んだほうが当選確率上がるから」とか言われたので半ば名前を貸すつもりで応募
3.「やたー社内応募者全員当選したよー\(^0^)/」

 

とことで

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記念すべき第1回神戸マラソンに出場と言う運びになりました。
応募動機は消極的なものでしたが、当たったからにはこれも運命、しっかり準備して初マラソンに望む…

つもりだったのですが、結果的にまともに走ったのはこの一回だけ。

一応定期的に体は動かしていたのですが、なんとも不安な状態で望むこととなりました。

しかしさすがに不安だったので、前日はバッチリ準備をしておきましたよ?

まずは

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記念きっぷ。

そして

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デッキ。

や、前日無理して痛めるとか一番シャレにならないですからね!ね!

 

そうこうしている内に夜も明けて

気がついたら

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スタート地点に立っておりました。

ただ正直なところこの時はセレモニーやら無数に飛び交うヘリコプターやらでテンションがあがってまして

「なんだかんだで参加できたのはラッキーだったなあ」

という気持ちのほうが強かったですね。
…まあ42,195km走る辛さとか実感湧きませんでしたし。

 

そのセレモニーも終わり、時刻はいよいよAM9:00!
神戸マラソンのスタートを知らせる号砲が…って音ちいせえ!後ろのほうじゃほとんど聞こえない!

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とことで実感としては9時ごろからだらだらと列が動き出し、5~6分後にようやくスタートラインにたどり着いたと言う感じで…
ああ、この感覚何かに似て…ああコミ(略

 

 

…え、あ、その後の様子ですか?

ああすみません、一応iPodは持っていたんですがいざ走り出すとほとんど撮れてませんで…
一応数枚ある写真と、その時の状況を箇条書きでお伝えしましょうかね。

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とことでいきなり飛ぶのですが、クォーターマラソンのゴール地点です。
私自身、この辺りではまだ余裕でした。ただ周りでは

「もうここでゴールしてもいいよね…」

と言う声がちらほらと聞こえてきたとかこなかったとか。

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その後須磨方面へ向かうと、国道2号線に出てJR山陽本線や山陽電車と併走します。

こうして淡々と走ってますと何とかテンションあげようと思うわけですが、
私の場合はラッキーなことに鉄道好きという事で、列車が通るたびにテンションが上がるんですよね。

いやはや、この区間は楽に走れました(笑)

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その区間も抜けると、明石海峡大橋が見えてきます。

あの橋の袂が折り返し地点という事で、「もう折り返しかー」なんて事を思っていたのが大間違い。
この辺りから袂までが遠いのなんのって…

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先の地点から走ること15分でようやく折り返し地点に到着。いやあ長かった。

押し返し地点という事でこの辺りは特に賑やかで、サンバのパフォーマンスやら色々ありました。
もちろん凝視の上でテンション回復を図ります。

ただしコースの都合上中間点はもう少し走ってから。
ここは折り返し地点と違い、気づいたら通過したといった感じでした。

 

…え、ここから先の写真ですか?

ああすみません、釈明しますので上の中間点通過タイムを見ていただきたいんですけどね

『2.22.59』

となってますよね。

おろかな話なのですが、私このタイムを見まして

「5時間切れるんじゃね?」

等と言うことを考えてしまったもので、ここから先まともに走ってしまったのですよ。

そうしましたら

 

35km付近で全く足が言うこと利かなくなってきてですねえ…

 

もう何というか足が問答無用で走るのを拒否するんですよね。
しかしここで立ち止まると、もう2度と足が動かなくなると思いまして、なんとか立ち止まらずに足を動かそう動かそうと…

といった感じで要はもう完全に必死モードだったため、写真を撮る余裕がありませんでした。

このあたりは女学生の黄色い声援が生きる糧だったよ…
ついでに言うと給水所は黒髪ロングの眼鏡っ娘が居ないか凝視してたよ…そして見つけたらその娘から給水を受けてたよ…

 

はい。人間限界が近づくと本能に忠実な行動を取るようになるのです。さて次の話ですよ。

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マラソンも終盤、神戸大橋の写真です。

ここはFateの舞台となったことでも有名…とことでさすがにシャッターを切りました。

「マラソンしながら舞台探訪とか一挙両得やでぇ…」

とかいったような気がしますが、もう記憶が曖昧です。
この神戸大橋に至るまでのアプローチが強烈な上り坂でして…もはや死んだ魚のような目になっていたと思います(笑)

 

ここから先はもう完全に歩き。走るなんてとんでもない。

しかしとぼとぼと歩くと、この先の道のりが遠い遠い…この辛いレース、早く終わらせたい…
そこで私、思いついたのですよ

 

「一気に走りきったら速く終わるんじゃね?」

 

いやあ、そっから走りましたね。我ながらやけくそでしたね。

だもんで残り2kmくらいで無駄に必死の形相で走っていたランナーが居たとしたらそれは多分わたしです。

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そして最後の直線へ。ここからゴールがまた遠いんだ!
『42.195km』の『.195』を侮るべからず。この195mがどれだけ遠いものかを今回実感しましたよ。

とは言えここまでくればあと少し、そして

 

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ゴール!

最後走ったおかげか、タイムもぎりぎり5時間切りまして、私の初マラソンはどうにか無事に完走となりました。
いやあ我ながらよく頑張った。

 

しかし実際大変だったのはここからでしてね。
ゴールした後はそのまま「タオル配布→メダル授与→手荷物受け取り」と手続きを進めるのですが

レース終わって集中力が切れた足に、それだけの事を行う余力が残っておりません。

結局手荷物受け取ったその場でしばらくうずくまる、というオチが付いてしまいました。

 

その30分後位にようやく立ち上がって、どうにかこうにかで三宮まで戻り、帰路に着いたのでした。
最後の最寄り駅から自宅まで帰る道のりがこの一日で一番キツかったかもしれないです…

「マラソンはゴールしてからも辛い」

これがこの日一番最後に知ったことですね(笑)

 

そんなわけで私の人生初マラソン、神戸マラソンのお話でした。
個人的に5時間切れたのはちょっと嬉しかった、かな。

しかしこれでまた走れ…と言われたら…

 

笑ってごまかしましょう。はい。

 

あと今回走りきれたのは沿道の方の声援や給水所のスタッフ、特に眼鏡っ娘のおかげだと思います。
応援一つで心持がかなり変わることも今回知りました。ありがとうございました。

こうして改めて思い返すと、この一日で初めて知ったことも数知れずありますねえ。
やはり何事も経験が大事、なのかもしれません。

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