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このしんきんって創業300年なんですね!まあ信用金庫法出来たの1951年なんですけどね

[このしんきんって創業300年なんですね!まあ信用金庫法出来たの1951年なんですけどね]
突然ですが私の人生におけるブラックユーモアとして『信用金庫の写真を撮る』ってのがある訳ですが。

この前Twitterで面白い信用金庫の建物を見かけましてね。

調べてみると割と近所だったので、早速実物を見るべく現地に赴いてみました。
ついでにその建物がある周辺を散策してきたので、その辺りも合わせてご紹介します。

 

 

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なんか最近気づいたら山陽電車に乗っていますけど、なんとなく時勢的に空いている方に乗りたくなると言いますか……
ともあれ今回もまず姫路方面へ向かいます。

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姫路到着。ここから今回はJRの姫新線に乗車します。

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向かったのは4駅先の本竜野駅。
今回訪れる建物の最寄りがこちらとなります。

 

 

駅舎の話はまた別にまとめてするつもりですが、本竜野駅については開業当初から割と大きめの駅舎がありました。

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とは言えたつの市の代表駅であり、手狭にもなった事から2009年から建て替えられ、現在の姿になっています。

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ここで「たつの市の代表駅は山陽本線の竜野駅では?」と言う疑問も湧いてこようとは思いますが
実はこの両駅、列車本数も一日の乗車人数もさして変わりありません。

その上で本竜野駅の方が市の中心に近い事から、当駅が市の代表駅となっています。

 

 

さて目的の場所はここから歩いて10分程度の所。
これを山陽本線の竜野駅から歩こうとすると1時間ちょっとかかります。結構離れているんですよね。

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駅から歩いて目立つのは醤油&素麺。
両方とも古くからの地場産業として全国的にも知られています。

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揖保川に架かる橋から見える光景は、もはや何処がたつの市を支配しているかよくわかります。
多分とても強い。

 

 

冗談はさておき、この橋を渡ると龍野藩の城下町だったころの面影を残す区域に入ります。
そして例の建物はその区域の一番手前に見えてくるはずですが……

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はい。

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いやこれはもう創業300年だわ。恐らく看板も当時からの物がそのまま使われていますね。
まあ信用金庫法が制定されたのが1951年なので看板もそれ以降の物でないと怖いんですけどね。

 

 

とことで一風変わった信用金庫の建物とは、
昔からの建物を転用して使われている、姫路信用金庫の龍野支店川西出張所でございました。

ちなみに内装が気になる所ですが

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ゴリゴリの現代仕様です。

そらまあ仮にもATMとか置いてある場所ですからね。
防犯面を考えると当然なんですけど、やはりあの外観からのこの内装ってのは凄いギャップですね。

数年前までは奥の部屋で窓口業務もしていたそうですが、今は廃止されて市の行政施設に転用されています。

 

なお入店して写真撮って退店だと気の毒な人になってしまうので、ちゃんとATMをご利用させてもらいました。

そう!

信用金庫のキャッシュカードを持っていれば「しんきんゼロネットサービス」でATM利用手数料を無料にできるのです!
(※基本的に平日8:45~18:00、土曜日9:00~14:00。詳しくはお近くの信用金庫にお尋ねください)

 

 

もうこの辺で許してもらえますかね。

さて今回のメインはこれで終わりましたが、折角なのでここから先はすこし周囲の散策に向かいましょう。

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この辺りは昔ながらの面影を残す通りが広範囲にわたって続きます。
両脇の建物も年季が入っているものが多いですが、中には先ほど同様現代的に改修されて転用されているものもあります。

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中心部に向かって歩いて行くと見えてくるのが龍野城です。

立派な城門とそれに続く白壁が綺麗ですが、これは再建されたもの。
遺構としては石垣のみが残されていたそうです。

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中に入ると、いかにもお城!ではなく、寺社仏閣に似たようなお屋敷が見えます。

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なんとこれが本丸(本丸御殿)。こちらも他の構造物同様に再建されたものとなります。

その昔はここより奥の山中にも城があったそうですが、江戸時代中頃に移転。以後この形に落ち着いたそうです。

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天守等はありませんが、街より少し高台にあるので見晴らしは良いですね。
先ほどの工場も中央やや右によく見えます。やはり強いな……

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再建とは言え白壁の続くこの光景は雰囲気十分。勾配もそれほどないので散策には良い所です。

 

 

龍野城から降りてきて、再び街並みが保存された区域を歩きます。

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この辺りも白壁が続いていて、先ほどのお城の雰囲気とマッチしますね。

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この後も絵になる風景が続きまして、いかに広い範囲で古い街並みが残されているかがよく分かります。

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ただこうして見ると車の往来はどうも大変そうで……
この辺りの苦労も考えると、一言で残すと言ってもそれなりに覚悟がいるなあと思った次第。

 

 

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あと面白いのは、街の区割りが変わらないせいか江戸以降に建てられた古い建物も数多く残っている所ですね。

江戸以降の歴史の積み重ねが見られると言いますか……
今回は突飛な理由で訪れたたつの市の城下町ですが、また別の機会に再訪しても良いですね。

まだしばらくは遠出も厳しいかんじですけど、
逆にこういう状況下で検討できる、ちょっとしたお出かけに良い場所だなという印象を受けました。

 

 

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とことで、今回はたつの市の少し変わった信用金庫と、その周辺を散策した時のお話でした。

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