[まずは近場からと思って最近変貌を遂げつつある法華口駅に行ったもののお出かけが久しぶり過ぎてカメラの使い方……]
6月に入っていよいよ段階的にお出かけが許される感じになって来ましたね。
プロやきうも23日から始まりますし、少しずつ日常が帰って来ているようでs
え、やきうはもう始まってるって?そんなはずは……
21-4でロケット逆噴射スタートしたチームなんかどこにも居らへんのやで……
さておきそんな情勢もありまして、近場ではありますが、この前少し出掛けてまいりました。
今日はその時のお話……なんですけど、ここに載せるために撮った写真が途中でちょっと大変なことになっております……
向かった先は加西市の鶉野飛行場跡です。訪問日がちょうど『紫電改』展示の再開日でした。
この展示を見るのは前回訪問時より約一年ぶり。
その時は登ることのできた展望デッキは封鎖されるなど、やはり一定の感染予防対策は取られていましたが……
まあ展示の仕様上、人が集まるのは仕方ないですよね。この辺の兼ね合いまで考え出すと難しい所。
さて今回はこの展示見学もそこそこに、ここから法華口駅まで歩いてみる事にしました。
前回はこの展示を見た後に車で駅まで向かったので、ここから法華口駅までを歩いて見て回るというのは実に六年半ぶり。
□山間の海軍施設、鶉野飛行場跡 その1
□山間の海軍施設、鶉野飛行場跡 その2
当時訪れた様子は上の記事に載せておりますので、比較していただけると六年半での変化が分かると思います。
まずは祈念碑と滑走路部分。
最奥に模型展示用の建物が建てられ、それに続く歩道が整備された事以外はあまり変化がありません。
一番メインともなる場所ですので、この辺りはしばらくこのままと言った所でしょうか。
ちなみに所有者は自衛隊から加西市に変わっています。前回訪問からだとさらに担当の課が変更に。
『鶉野未来課』って事は、ここら一帯の環境を整える専門の課を作ったようですね。
そのまま滑走路を後にして法華口駅方面へ向かうと、途中で案内看板が出てきました。これは新設されていますね。
ここから車道の一部も塗り分けされて、飛行場跡への案内が書かれています。
看板から真後ろを見ると農場が広がっており、一角に構造物が見えます。
この辺りは私有地という事もあって、以前はその構造物も遠くから眺めるだけだったのですが
なにやらフェンスで囲いがされて、その囲いが私有地もぶった切って車道の方まで伸びてきております。
つまり我々もそのフェンスに沿って行けば間近まで立ち寄る事が可能になっていました。
いや凄い。土地の一部を譲ってもらってまで見られるように整備したんですね。
んで間近まで寄った時の写真がですね……
んー……
撮ったはずなんだけど見当たらない。なんか白い写真が何枚かあるけど見当たらない。
お茶を濁すわけではないのですが、先ほどの構造物近くにあった防空壕の写真を貼っておきます。
てかこの時点で撮った写真を見返す癖を思い出してりゃあなあ!
あいや何でもないです。次に行きますね。
次に向かったのは機銃座跡。
この辺りも生い茂っていた草はすっかり刈られ、案内板も設置されています。施錠も厳重になってますね。
続いてはこの一角。
以前は全く分からなかったのですがそれもそのはず。この辺りは一連の整備に伴い出来た空間です。
近くにあった案内板を確認すると、この辺りが施設の入り口だったようです。
門柱や詰所はその再現という事ですね。
この地点から駅までの間は、法華口駅からの通勤途中で空襲に遭っても大丈夫なように防空壕が複数掘られています。
ちなみに防空壕含めたこの辺りの整備前写真は先ほど紹介した私の過去記事に載せていますので、見比べてみて下さいね。
で、正直言いますと六年半前は防空壕に入りたい放題だったのですが、整備に伴いほぼ完ぺきに封鎖されました。
昔は自由に覗けて良かった……けどまあ普通に危ない事も多いので整備するならこの措置は当然ですわな。
その防空壕の最後に出てくるのが爆弾庫。
ここもご多分に漏れず厳重に封鎖されています。
仕方ないのでISOに物を言わせて撮って見たり。
この爆弾庫に至る道はご丁寧にコンクリ舗装までしてあります。ここまでガッツリ整備されると少し風情が……
と思う一方、この整備のおかげでここは防空壕ではなく爆弾庫であることを知れたのでなんともはや。
爆弾庫を過ぎると後は法華口駅に向かうだけとなりますが、車道の塗り分け舗装は駅まで続いていました。
その舗装に従って歩く事数分。今回の最終目的地である法華口駅に到着です。
塗り分け舗装がされた道のとおりに来ると駅舎とは反対側に出てきてしまう訳ですが、そこはご安心あれ。
ここもちゃんと整備されまして、反対側に渡る事が出来る構内通路(踏切)が出来ていました。
そしてこの構内通路、もう一つ大事な役割があります。
ここから先の話は前回訪問時の記事でも触れていますが、この法華口駅、なんと交換設備の復活が行われます。
そのため駅舎から反対ホームにわたる為の連絡通路としての役割もある訳ですね。
前回はまだ反対側の線路もひかれておらず通路も封鎖されていましたが、いよいよ線路もひかれて通路も利用可能に!
さっそく駅構内の様子をご覧いただきましょう!
はい。
え、何かおかしいですかね?
というか駅着いてから写真の色合いがおかしいって?
仕方ないでしょうよずっとISO12800で撮ってんだから!!
さっき爆弾庫の写真をISOに物を言わせて撮ったでしょう!?
ずっとその設定のまま法華口駅の写真を嬉々として撮ってますわよ!!!
ついでいうと序盤に白い写真量産してたって書いたけどアレもISOミスった結果でありますことよ!!!!
あの時に色々気づいていればこんな事には!!!!!
と嘆いても後の祭りでございまして。しばらく出掛けなかった事で最早カメラとの付き合い方も忘れてしまったようです。
このあと出てくる写真はかろうじて分かる程度のものをカリカリに編集して載せております。
大変見難く仕上がっておりますがご了承ください……
現ホームから連絡通路を撮った構図。しっかり線路が一本増えております。
ただ気になるのがホームの位置。連絡通路を挟んで反対側に上下線とものホームがありますね。
加えてこの分岐器の位置。思いっきり現ホームの途中にあります。
私個人的には昔使っていた対向ホームを復活させるものだとすっかり思い込んでいたのですが、どうも違う様で。
どうやらホーム位置自体を少し北条町駅方向へずらしてしまうようです。
これには少ししょんぼり。だって「昔使われていたホームが復活!」の方がロマンあふれるじゃないですか。
まあロマンだけの話ですけど。
というかこうなると今使ってるホーム、それと駅舎はどうなるんですかね。
ちなみに新ホームには駅前広場からそのまま緩い坂道で繋がっています。まるで3セクとかにある新駅の様。
こうなると駅舎が本当に役割を失いそうなのですがはてさて。完全にパン屋へと変貌するのか……?
で、大体載せられる写真は一通りのせました。
ええまああと20枚くらいは白い写真がありますけど。
この事に気づいたのが帰宅してから。
編集してみたもののどうなんだこれは……と思っていたら、今回同行してくれたProject.C.Kの剣崎さんから
「適当に撮った内の何枚かに駅の写真があったわ」
と、駅構内の写真を数枚ご提供いただきました。神。
とことでガッツリ使わせていただきます。これが新ホームの写真ですね。
左側のスペースからそのまま駅前広場に出られます。
アングル変えてもう一枚。中央の構造物は列車交換時に使う……はず。
よく目を凝らすと法華口の新駅名標も見えます。
現ホーム側。ホーム途中から分かれる線路が見えます。少し不思議な感じ。
と言った具合で3枚の写真をご提供いただきました。完全に痒い所に手が届く写真ばかりでありがたいことこの上ない。
ありがた過ぎるのでもうここでProject.C.Kの宣伝しておきますね。
□Project.C.K
オリジナル作品の展示をベースにカードゲームのイラストや企業イメージキャラクターの作成等を手掛けられています。
現在、アレのせいで中止になったC98で頒布予定だった各グッズをBOOTH等で発売されていますので
気になった方は是非チェックしてみてください!
……とまあ私がこんな所で宣伝するのもおこがましいくらい、既に素晴らしい活躍をされておりますが。
縁あってこうして一緒に遊んでおりますけど、毎度お付き合いいただいてありがとうございますです。感謝!
と言った具合で法華口駅の現況もスッキリお伝え出来ましたので、今回のお話はここまで。
それにしてもしばらく出掛けてないだけでここまで色んなことが鈍るか……と思い知らされました。
歩いてる途中足痛くなったりもしたし。
この先順調にいけば出歩ける範囲も増えてきますし、勘を取り戻すためにも徐々に活動範囲を広げていきたいですね。