気が付いたのですがもう今月は土日が無いんですね!
という事で割と慌てて書き始めました。
今月は出掛ける機会が多かったのでストックはそれなりに溜まりましたが、その代わりに時間が……
……いや用事の無かった土日を競馬で潰したとかそんな事は一切無くてですね(何故か残高の減った口座を見ながら
さて、今回は丹後由良に行った時の話にします。
天浜線はあの周辺地域がもう少し落ち着いてから出来れば。
前回の文末にこれ以上災害が無いようにと祈念していたのですが、容赦ないものですね……
話を戻して、こちらは京都丹後鉄道の宮津駅。
ここから2駅先の丹後由良駅へ向かう所から始めていきます。
乗車前に駅舎内の様子を少し。
□【艦これ×丹鉄】 丹後「由良」号 運行について – 京都丹後鉄道(丹鉄-TANTETSU)
2022年にめでたく艦これとのコラボが実現しまして、駅の至る所で艦娘を見かけるようになりました。
由良のポスター、こちらは以前にも少し触れましたが、各駅に貼られています。
艦これ提督にはおなじみのパネルは主要駅に配置。
これを見ると「舞鶴もちゃんとコラボできて良かった」という気持ちになりますね。
宮津から丹後由良へ移動。
ここ丹後由良が艦娘の由良ファンの聖地として親しまれているのは、もはや良く知られている所。
それにしても日を追うごとに展示物が増えて……公式のポスターもここではすっかり目立たなく所在無さげ。
そんな丹後由良駅を起点に、この日は駅周辺にある神社の散策と、その途中でやって来る由良号の撮影に挑みました。
まずやって来たのは駅最寄りの由良神社。由良艦の艦内神社としておなじみですね。
この日の軍艦由良献木碑。由良と言うよりビワハヤヒデみたいになってますが。
碑の周りは綺麗にされていました。いつも綺麗に保たれているのは素晴らしいの一言です。
この由良神社には以前より境内に郷土館が併設されているのですが、半分物置の様な状態が続いていました。
そこへこの度北前船資料館が移設されまして、毎月第一土曜日の13:00~15:00に開館されています。
この日もちょうど開館日でしたので、折角の機会という事で展示を見させて頂きました。
中には案内人の方もいらっしゃいますので、北前船にまつわるお話を存分に聞く事ができます。
気づいたら1時間経っていました(笑)
館内の資料は北前船が中心となります。
興味深い貴重なものもあるので一見の価値ありですが、由良艦目当ての方はあまりめぼしいものはないかもです。
実のところ全く無いわけではないのですが……気になる方は館内をじっくり探索して見て下さい。
次に向かうのは奈具神社ですが、気付けば由良号がやって来る時間になっていました。
撮影場所の選定もままならなかったので「とりあえず撮れたらええやろ!」の精神で一枚。
どのみち天気が悪かったのでこんなもんかなと。また晴れた日に撮れると良いですね。
由良地区の西側に移動し、奈具神社までやってきました。
鳥居をよく見ると由良神社のものと瓜二つなのが興味深い。
両神社とも継ぎ目のない大きな石が使われているのが分かりますが、これらは地元で取れた石だそうです。
と、さっきの資料館で聞きました。やはりこういう話は地元の人から聞くのが早いですね。
延喜式内社となっており、平安時代からの歴史ある神社であることが窺えます。
艦内神社の一件で由良神社が注目を集めるようになりましたが、歴史はこちらの方が断然古いんですよね。
(※由良神社は明治時代に創建)
伊勢神宮の様に五十鈴川が流れていたり、建物の細部に装飾があったりするのは昔からの様式美と言った所でしょうか。
謎の土台。上に何か乗っていたような形跡がありますが果たして?
以上、奈具神社でした。
普段はどうしても由良神社ばかりに目を向けがちですが、歴史の古さはこちらの方が断然です。
こちらの神社も深堀りすれば、また由良の新しい一面が発見できるかもしれません。
その奈具神社からさらに西へ移動し、次は金毘羅神社へ向かいます。
海に面し、北前船で栄えた集落だけあって、ちゃんと金毘羅信仰もあったんですね。
・・・・・・?
いや、無いが?
いや確かに集落内に看板はあったんです。あったので看板の通りに向かったのですが
どうにも神社へ続いているような道には見えません。このまま峠道に突入しそうです。
ならばアプローチしている道が違うのか?と右往左往していたらとんでもない所に出たり。
ならばやはり先ほどの道しかあるまい、と意を決して山すそまで近づいてみたところ
なんかあったわ。
倒竹などがあったので道なき道かと思いましたが、よく見たらちゃんと道がありました。
柵も山道とかで見かける通用扉付きの物でしたので通行可能。出入りの際はちゃんと閉めましょう。
扉の先は本家のこんぴらさんよろしく、急な階段が続きます。
そしてこの階段の先には
ちゃんとお社がありました。
明治九年と書かれた鳥居は先ほどの2社と同じく石製。
海上安全の文字が刻まれています。
祠までの参道はかなり苔むしていて、人の往来はかなり少ない印象。
ただ、周りの様子を見る限り放置されている訳ではなく、定期的な手入れはされているようでした。
こうした荘厳な雰囲気もさることながら、この神社から見える景色がまた良い感じです。
境内の高台から海が見える光景は、この由良地区だと唯一では無いでしょうか?
迷いに迷いましたけど、何とか辿り着けて良かったなあと思える金毘羅神社でした。
とことで、今回の由良地区散策は以上です。
既に何回も訪れた場所のつもりでしたが、まだまだ知らない光景がたくさんありました。
またご覧の通りな天気でしたので、今度は晴れた日を狙って来たいですね。
ちなみにこの後さらに雨が酷くなりまして。
そんな中、鉄印欲しさに天橋立駅へ行ったら運転見合わせの憂き目に遭って宮津までしばらく戻れなかったのは内緒です。