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登場から50年、気付けば半減していた神戸電鉄3000系を追ってみた

神戸電鉄開業95周年「メモリアルトレイン」…1973年デビュー「神鉄3000系」の塗装再現 – 読売新聞
数年前から1000系列で復刻塗装をしていた神鉄さんが、この度もう一つ復刻塗装編成を増やしまして。

今回は3000系がその対象となりました。
まだ新しい方の車両だと思っていましたけど、もう登場から半世紀経つんですねえ。

そして気付いたら製造車両のうち半分が運用離脱していました。
「え、もうそんなにいないの!?」と言う気持ちですが、どうも制御機器が他形式よりも特殊な事が影響しているそうで。

 

 

という事は、今のうちにメモリアルトレインとか関係なく3000系を記録しておいた方が良さそう。
しかし編成も半減してるとなると、フラッと出掛けてうまい具合に写真に収められるかどうか……

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なんか来たわ。

 

 

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んな訳で、こちらが今日の目当てである所の神鉄3000系です。

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側面方向幕が一体型なのは初期・中期型の特徴。
実はこの編成を除いた初期・中期型は全て廃車・休車になっており、このタイプの3000系は風前の灯火です。

 

しかしまあ幸先良く撮影できましたし、しばらく待っておけばメモリアルトレインもあっさり撮影できそうですね。

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そう思っていた時期が僕にもありました。

いやメッチャ同じ顔ばっかり来るやん。一つだけ間違い探しみたいに2000系が入ってるけどさあ。

 

やはり闇雲に待っていて撮れるものではなかったようなのでちょっと検索。
大体の動きがわかったので、場所を変えて撮る事にしました。

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ちなみに今居る場所は丸山駅。山間にへばりつくような立地で、駅前のスペースもほぼありません。
神鉄だと他にもこういう立地の駅が結構あります。

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駅の裏通り(?)から続く光景はご覧の通り。『神戸市』が一体どういう所なのかがよく分かってもらえそうです。

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移動間際にようやく撮影できた違う顔。親の顔よりよく見た……はさすが言い過ぎか。
こいつらがずっと同じ調子で走ってるから、3000系が半減している事もあまり実感がないんですよね。

 

 

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移動先は箕谷駅。やはり山間にへばりつくタイプの駅です。

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駅からの光景、こちらは六甲山系を挟むので、すっかり山の中と言った様子。

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時間だけ調べてここに来ましたが……ちょっと障害物多いな。
とか言ってるうちにさっそく今日一番のお目当てがやってきたので

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はい。

今回のメモリアルトレイン・復刻塗装は側面の塗り訳が一番の特徴なので、それを踏まえようとしたらなんか中途半端に。
でもまあとりあえず撮れていたらヨシ!!の方向で何卒。

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後向いたらちゃんと収まりました。前後で違うHMも両方収められたので、今回の撮影はOKとしましょう。

なお今回復刻塗装に抜擢された編成は後期型の3000系。製造年は1990年……ってコイツ平成生まれかよ!!

 

 

と、綺麗にオチも付いたところで今日の話はおしまいで……っても、1990年ってもう33年前なんですよね。
月日が経つのは早いと言うか、自分の感覚ではまだこの前まで300系が走っていた気分でいますよ。

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そういや今回訪れた2駅は特に手が入っていませんでしたけど、最近の神鉄は駅舎の改築も進んでいるように見えます。
3000系が半減した件もそうですが、沿線に住んでいるなら記録写真でもつぶさに撮らないといけませんね。

……

気軽にぶん回せるミラーレス一眼が欲しくなってきたな……

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